9話 出会い
更新が遅くなりすいません!
「はぁ、、はぁ、、
うーん中々疲れるなぁ
あと一仕事したら日が沈むくらいか」
10歳の頃の駿河
彼は幼くして両親を亡くし飛脚として
お金を稼いでいる
とはいえ飛脚として若過ぎる為
仕事は多くなく稼ぎは多いとはいえない
日々の暮らしに精一杯である
しかし周囲の者の助けで食べ物などの頂き物もあり
飢えを感じたことはない
「皆から支えてもらってる分頑張らなきゃ!
大人になったら恩返しをして
皆を助けられるようになろう
しかし今日の仕事はこの荷物を
山を超えた宿場町までか、、、
昼飯を食べたら行くぞ!」
そう言って駆け始めた
今回彼は持つ荷物の中身は把握しておらず
ただ運ぶだけである
住む町の奉行から頼まれた為
あまり詮索もできないのだ
そして頼まれた時に奉行から一言
「今日中に届けてくれ。急ぎの荷物なのだ」
これは決まり文句みたいなもので
実際はそこまで焦らなくても十分今日中には
辿り着ける距離だ
「ふぅーーー
やっと山頂が見えて来たぞ
あそこで5分休憩したら出よう」
そして山頂に着き休憩
水を一口飲み再び駆けようとすると、、
「すみません、そこのお方!
なにとぞ1つ頼みを聞いてくれませんか?」
振り返るとそこには同じ位の背丈の女の子がいた
そして大きな荷物が背中に
「どうしたのでしょうか?」
「話を聞いてくれてありがとうございます!
私は丸ノ宿に住んでいまして、たきという名です
実は家に戻る途中で足をくじいてしまいまして
何とかここまでは来ることが出来たのですが、、」
「なんと!
そうなのですか、、
丸ノ宿は私が今から向かう所ですがし
力には自信があります
荷物を持ちましょうか?」
「実はそれが頼みたかったことなんです
この荷物には母の病を治す為の薬が入っています
早く届けてあげたくて、、、しかしこの足では
日が暮れてしまうと思います
頼まれてくれますか?」
「任せてください
私は飛脚ですしすぐ届けますよ!
幸い今持ってる荷物はそれほど重くありませんし
丸ノ宿のどこに家があるか
場所だけ詳しく教えてくれますか?」
「ありがとうございます!
場所はですね、、、」
とこれが駿河とのちに妻となるたきの出会いである
そして無事に荷物を届け、その上で
足をくじいたたきを迎えに行き家まで送り届けた
「とまぁこれが妻のたきとの出会いでのぉ!
それはそれは可愛い顔をしていて
ちょっとカッコつけたかったんじゃよ〜」
「そうなんですか!
とても素敵な方だったんですね」
「そうじゃろうそうじゃろう
そこから10年くらい経ってからかのぅ
ワシが20歳でたきが18歳で結婚したんじゃよ
当時としては遅いくらいじゃったがの」
「時代により適齢期の価値観は変わりますもんね
結婚してからの生活はどうだったんですか?」
「とてもよいものじゃった
話は長くなるがよいか?」
「構いません
時間はいくらでもありますから」
「うーむ
どこから話せばよいか、、、」
聞く限りでは幸せばかりの人生でこの世界に留まる
理由などなさそうな駿河
この後の彼の人生はどのようなものだったのか




