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桜の舞う摩天楼  作者: ハイク
第一章 チュートリアル
37/68

魔法都市崩壊(アナザー)

「やっと街が・・・!?」

声が出ない・・・

街が襲われている!!


一体何が・・・


咄嗟に駆け出そうとしたが、ある思いが足を踏みとどまらせる。

-仲間はどうする?-

・・・もちろん助けるに決まってるじゃないか。

「ラース、近くに街はないか?」

「エリュシオンだろ?」

「助けを呼ぶんだよ!」

「・・・わかった。街は東だ。」

この時から運命の歯車は狂い始めていた。


歩いて三時間。やっと街が見えてきた。

「左に曲がれば治療屋だ、早くしないと死んじまう」

「ああ」


「急いでください!事情は後で話す!」

治療屋にいた怪しげな男に診せる。


やがてその男は悲しげな顔をし、

「ひどい傷だ・・・もう治りそうもない。大魔法ならあるいは・・・」

「それで・・・どんな事情があったんですか。」

魔法都市エリュシオンが襲われている。」

「俺達はクエスト中でいないから助かったが・・・」

突然周囲の人達が凍り付いたように固まった。


凍り付いた場の中で口を開いたのは怪しげな男だった。

「ここで待っていてください。領主に報告してきます。」



「領主様。報告します。」

「エリュシオンが侵攻されています。援軍はいかがしましょう?」

「兵を出せ。援軍へ向かう。エルフィンは前線で指揮、負傷者の救護を。」

「はっ。」


「・・・大魔法師を借りたい。傷の酷い者がいますので。」

「今はいなくてな。2日はかかる。」


「・・・ということです。申し訳ありませんが、私には治す術はありません。」

「俺に、仲間を見捨てろというのか・・・!」

「本当にすみません・・・」


レイカとジョーの最期を看取り、最初に強く思ったことは、

-もう一度、あの時間に戻れたら・・・!!-

あの時はまだ出血もそれほどではなかった。

問題は3時間傷を放置したからである。

この思いは時空を超え全パラレルワールドの自分へと返還される。

そのことを知る機会チャンスはこの世界の白にはもうない。


「・・・戻るぞ」

魔法都市エリュシオンにか」


白とラース、二人の物語は始まった。

※ここで終わりです。続きは前回からとなります。

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