32話 逆襲
休んだことでMPが全快し、トロル戦の準備も整った。
(今はこの「システム」に頼るしかない。)
そう思い廃村へと踏み出した。
まずは雑魚トロルを排除する。
薙刀を握り、前回トロルが居た場所めがけて思いっきり振る。
振った場所すべての障害物を切り裂き、トロルをも切り裂く。
あそこに居たトロルは確か三匹・・・一体は倒したので残り二匹残っていることになる。
まさかこんなに強いとは思わなかったので少し驚く。
トロルがこちらに気付く前に技を試していこう・・・
―夏の空―!!
空から隕石が降ってきた。
さすがにこれでMP500も消費は辛いので撃った後魔緑地帯で休憩をする。
隕石があまりにも大きくて辺りのトロルを全滅させてしまったのでもう少し奥へ進む。
オーガが見えた。やはりトロルジェネラルも一緒だ。
まずはブレイブスターを試してみる。
持っていたダガーで星を描き、撃ちだす。
え、これだけ?と思ったが、何か工夫が出来そうだ。ちなみにまだオーガはこちらに気付いていない。
ブレイブスターの感覚で、技は使わず・・・自分の力だけで技を再現していく。
今度は薙刀で・・・
斜めに振り回す感覚。
―――――できた。
全方位攻撃とまではいかないが、前に多数の斬撃を浮かび上がらせて一気に撃ち出す。
スーパーブレイブモードの飛ぶ斬撃とブレイブスターの斬撃は別なので、大体攻撃回数三倍といったところか。
そしてこの遠距離攻撃はかなりの距離を進む。なので遠くにいるオーガを微塵斬りにすることができる。
オーガはバラバラと崩れ去り、残るはトロルジェネラル4匹。
こちらに気付く前に疾風突きで距離を詰める。
そしてクリアスマッシュ。
動きはスマッシュと同じだが、攻撃した場所に爆発がついてくる。
思ったより爆発が大きく、こちらも吹き飛ばされるが、一回転した後足がついた瞬間から疾風突きを使いクリアスマッシュをまた叩き込む。一体目撃破ッ!
爆発でこちらに気付いたトロルジェネラルたちが持っていた棍棒で攻撃してくるが、この程度なら武器自体を壊せる。
軽く切りつけると、まるで料理のようにさっくりと切れる。
これを繰り返し、すべての武器を壊した。
「次はこっちの番だ。」
まずはブレイブスターの要領で回転切り。足を狙ったので2体ほどトロルジェネラルはスタンした。
そして影縫い。影を切り動きを封じる技のようだ。
封じたところで螺旋の剣撃を使う。
突き、横薙ぎ、ジャンプ切り、縦、縦、横、回転切り、突きでフィニッシュのコンボ攻撃だ。
これにも何か工夫が出来そうだ。二体目撃破!
残りの二体は春の目覚めを使い、
「疾風突き・・・行け!」
内側から強化された花びらで消滅させていく。
4体目も同じく消滅させた。
「終わったのか・・・一回死んだ時はどうなることかと思ったよ・・・」
そして、新たに手に入った力が原因で、白は「慢心」を生んでしまった。
そのことはまだ白も知らない。後悔することになるという静かな警告に。
(テーレッテー テーレッテー)
黒竜に「よくぞここまで強くなった」と言わしめる程に強くなった白。
黒竜に勝つことはできたが、黒竜は本気ではなかった。
そのことに気付いた白は更に強さを求めるため、闇の帝王レイカを倒すため旅へ出る!!
次回へ続く!




