26話 狩り
あれから3時間程練習をし、計6個のスキルを獲得した。
ダブルスマッシュ(斬)
トリプルスマッシュ(斬)
クアッドスマッシュ(斬)
ブレイブモード(強化)
切り払い(炎)
螺旋の剣(突)
なんだよこの特化具合、他のスキルくれよ・・・・
確かに3つほど手に入ったけどなくてもできそうなのが2つあるから結局めぼしいものはブレイブモードだけになってしまった。
「そろそろ終わるか。じゃあな。」
「はい!」
家に戻り、夜。
「貯金がない・・・結局あれからクエストに行ってないしな」
明日の稽古は休んでクエストにでも行こうと決め、寝る。
―――――――朝―――――――
「今日も目覚めが良い、絶好のニート日和だ・・・じゃねーよ」
「・・・そうだ、もう働かないと生きていけないんだったな・・・」
自ボケ自ツッコミをし気合いを入れる。
早速準備しギルドへ向かい、手ごろそうなクエストを選ぶ。
[ジャイアントラット3体の討伐]
村人A
―大変だ、家の地下にでかいネズミが現れた。 ―
―おらたちじゃ倒せそうもない。誰か助けてくれ!―
[ジャイアントラット5体の討伐で追加報酬]
そういえばこのハルバードもスキルの種類的に扱いづらくなってきた。なけなしの金を持って武器屋へと向かう。
「やあいらっしゃい。今日はどうするんで?」
「このハルバードを下取りしてくれないか。」
「あ、ああ、結局使ったのは一度きりだったな。」
「まあまだ使えそうだし手入れしてから他の冒険者に売るとするよ。」
「で、何を買うんだい?」
「じゃあ・・・この薙刀で。」
「下取り額13マール、この薙刀は17マールだから4マールいただくぜ。」
「あぶない・・・ほんとにギリギリだった」
残り3マール。ジャイアントラット討伐ができなければ飢え死にしてしまう。
それでもあと1日は持つか・・・と思い少し安心する。
さて、狩りの時間だ。
指定されて来た場所は少し豪華そうなお屋敷だった。
「おはようございます。ジャイアントラット討伐クエストの場所はここですか?」
「ええ、では早速お願いします。」
村人に案内されて地下へと行く。
「ここの地下は下水道へとつながっていて、この時期になるとジャイアントラットがたくさん出てくるんですよ。」
「放置していると、ここまでやって来ますから退治をお願いします。」
はい、一人です。
「臭いすごそうと思ったけど意外と大丈夫だった・・・」
ジャイアントラットを探す。
下水道を進む、戻る時に迷いそうなのでマッピングをする。
マッピングアイテムの購入で2マール。残り1マールとなった。何も買えない・・・
と進んではマッピング、進んではマッピング、進んではマッピングとしていった所で何か動く影を見た。
「急いでマッピング済ませないと」
安全は取りたい。
マッピングを済ませ右の道へと入る。
曲がった途端ジャイアントラットの牙がこちらへ迫ってくる。
それを白は紙一重で回避。
そう、このネズミは賢いのだ。
「待ち伏せか・・・。」
戦闘準備、薙刀を持ち警戒する。
ジャイアントラットが逃げる。・・・なぜか。
「確かこいつは待ち伏せするほど賢いんだったな。」
つまり待ち伏せが効かないという時点で勝つ確率が低いと判断したのだろう。
「なら、追いかけるしかない!」
もしそういうことならこちらは勝つ。例え相手が逃げようと追いかければいいだけのこと。
――――――――疾風突き!!
――――――――――――――――よし。
まずは一体。それほど遠くへは行ってないのでラットを見つける前の場所まで戻りマッピングを続ける。
(テーレッテー テーレッテー)
闇の帝王レイカと戦う白の元に現れた剣豪ララ!
ララは二方とも敵という正に第三勢力として乱入してきた恐るべきお尋ね者だったのだ!
ララとレイカの猛攻に耐えしのぐ白、その命運やいかに!?次回へ続く!
(続かない)




