22話 ゆるい尋問
ドゴォ、とした音がした。
音がした方向を見ると天井を突き破って緑髪の男が見えた。
髪は不思議なことにぶら下がっていない。
「やあ、こんにちは!」
とてもこんにちはと言える気分じゃないが。
「コ、コンニチハ・・・」
「僕はシルフ、この城の魔王さ。」
さっきまであった場の雰囲気をなかったことのように進める。
「~~?~~~。(時間ないのに何してるんですか?シルフ様。)」
「ああ、いや、それは。後で直すからさ・・・」
「とにかく、早いとこ話進めちまいな。魔王様。」
「えー、大蛇の野郎を殺したのはお前か?」
急にドスの効いた声が来ると怖いのでやめてもらえますか・・・。
「ハ、ハイ」
「じゃあ、何か渡されたりとかなかった?」
・・・急にふんわりするのもやめてください。
「ああ、それならもう済んでるらしい。まあこいつはあまり理解してねーみてぇだけどな。」
「エエト、ナニガアッタンデスカ」
「この通りだ。」
「まあ、仕方ないな。この少年の魂は離れかけてたんだ。何かされたとか覚えてないかもしれないし、このまま質問責めするしかないかな」
(勝手に話が進んでいく・・・)
「ああ、この体じゃ不便じゃん。あそこの施設で直してきて。少年君」
その後、カプセルに入った後何か引きはがされるような感覚の後、横のカプセルに見えた元の体に戻った。
「さ、終わったところで時間もないからこのまま続きをしようか。」
この後、ありとあらゆる情報を抜き取られた。




