2 二度目の世界
8/27 書き直しました。
10/8 書き直しました。
???「これらを取得してやり直しますか? Y/N」
「やり直さなかったらどうなるんだ?」
恐る恐る聞いてみる。
???「・・・」
しかし反応はなかった。
「わかった。Yesだな」
好奇心で選んだYes、そして視界が光に包まれ・・・
気がつけばさっきいた場所にいた。召喚(?)されたときと同じぐらいの明るさと木々が主人公を歓迎しているような気がする。
「まさかこれって・・・」
「異世界・・・?」
「おっしゃー!夢の大冒険じゃあああああ!」
「でもモンスター退治するのはどうするんだ?」
「うーん・・・今のままだと蝙蝠すら倒せない。」
すぐ冷静になる。状況判断の力のおかげだったということ。そのことにはまだ気付いていなかった。
「うーん、前作ったのはこれくらいかな。一から作るのは面倒くさい・・・」
何も作ってはいないが、前の状況まで持っていく。
そこへ蝙蝠が来て、右手には石、左手にも石の二石流状態で交戦したが・・・
「ちょっと前とえらい違いだな、回避のお蔭で余裕だった。あれがスキルか?」
回避はあって命中力は皆無、ざっと2~3時間はかかった。
「異世界ってことは「ステータス」とか見れるかな?」
???「ステータスオープン」
謎の声が出る。
鱗動 白 (リンドウ ハク) Lv2(153/256)
STR 5 スキル:回避
INT 10 :状況判断
SPD 3 :交信
「うわっ・・・私のステータス・・・低すぎ・・・っ!」
「これ解除はどうやるんだ?ステータスって言えば・・・消えたか」
それから2日が経ち、生活の基盤が整ってきた。あれから蝙蝠のようなモンスター?には出会っていない。
こんな私ですがまだ生きています。
無人島サバイバルみたいなこの状況を打破しようと遠征用の道具を作り出していた。
「あとは・・・何がいるんだっけな」
「水よし、食料・・・心配だがよし、やる気・・・よし」
パンッと気合いを入れバッグに水稲、謎の実、あとはありったけの希望をカバンへつめこんだ。
工作上手だった白はカバンを二日で仕上げていた。材料はその辺の木の枝や地味に強い葉と大蝙蝠の羽と強力接着剤の実(仮名)で作っていた。
「この世界、加工ハードモードとかないよね?」
ただ材料が少ないだけである。
「歩けば歩くほど腹が減るな」
鞄から一口分ぐらいの実を取り出し頬張った。この木の実は小粒なのでたくさん採らないといけないのが面倒だった。
色々危険ではあるが腹が減ってはなんとやらなので仕方ない。
「やっと見えてきた!街が!!」
原始人が街を見つけたの図。
「とりあえず脳内マップにマーキングだ。それからしばらくここで狩りをするか、弱いままじゃもし敵対してたら負けるしな」
脳内マップ(データ破損率70%)に記憶した。
この手のゲームだとレベル=強さということが常識なので、この異世界でも通用するだろうと思う。
近くの木にわかりやすい目印をつけて森の中へ戻って行った。
なぜ戻ったか?ただ単純に怖いだけである。
「ここをキャンプ地とする!」
目印からまっすぐ行くと洞窟があり、奥へと続いているみたいだが真っ暗だ。
完全に迷って元の場所に戻れない。
「しかしこの洞窟があってよかったなぁ・・・」
狩りをするために槍を作ろうとしたその時。
そして何か声が聞こえたかと思えば強烈な眠気が白を襲い、
その日、二度目の世界で初めての死を経験した。
スキル:交信は、人と会話するとき言語が違っても会話が成立する、いわば翻訳ソフトである。




