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桜の舞う摩天楼  作者: ハイク
第一章 チュートリアル
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12話 4度目の世界ー4

「なぜ、オオコウモリしか出現しない?」

白は焦っていた。オオコウモリを弱いと感じ始め、より強い敵を求めていた。

あれからオオコウモリとは二連戦したが、どれも一瞬で終わった。


なぜ先へ進めば進むほどオオコウモリが多くなるのか、その答えは奥に強大なモンスターがいるからだと「状況判断」が「告げて」いる。

一歩、また一歩と奥へと進んでいく白。思考が闇に染まっていることに気付いてはいない。


-あら、白じゃないの-

何か声が聞こえた。

-スキルに憑りつかれてしまっているのね。時間がないけれど助けるしかないわね。-

自分が聞きたい言葉はすべて何かが遮断していた。

そして意識は闇の中へ落ちていった。


-----------------------------------------------

「ようやくお目覚めね。」

「れい・・・か・・・?」

「そうよ、情けなくなったわね」

「い・・ったい・なに・・・が・・」

頭がくらくらする。

「あなたのスキルひとつ消してしまったけれど、命には代えられないわよね?」

・・・ステータスと心の中でつぶやいた。

状況判断が消えている。

「ありがとう・・・」

今はそう言わなければならない気がして。お礼を言うとレイカは微笑んだ。

「その言葉が聞けて嬉しいわ、動ける?」



頭のくらくらも治ってきた白はレイカにつれられる先が洞窟の外ではないことに気がつく。

「どこに行くんだ?」

「今追われていてね。隠れるしかないのよ」

・・・!?

白は見つかる危険を冒してまで自分を助けてくれたレイカに感謝した。


はっと気付いてログを見直すと、「状況判断」スキルに憑依されました。と書かれていた。そんなことまでわかるのか・・・


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