10話 4度目の世界ー2
「手っ取り早く強くなる方法はないものか・・・」
槍を手に持ちながら辺りを警戒しつつ目印をつけながら探索する白、今の世界は死ぬまでRPGのような生き方をしてみようと。強くなることを決めた。
しかし全くモンスターに遭遇しないので、いつも退屈だった。
「それにしても全く腹が減らない。」
多少ネガティブになりつつあるが、「腹減り」スキルの効果が得られているお蔭で、食料の消耗はだいぶ抑えられた。
しかしコウモリに遭遇したところから辺りを探索しているがこれといった敵は見つからず最初の復活地点まで引き返しているところである。
着いた。今度は前の洞窟の方向を思い出しながら進んでいく。
洞窟前に着いた。目印を付け、アイツ(そういえば名前を聞いてなかったな)に見つかるように休んだ。
「なぜ・・・眠らないの?」
「誰だ?」
「なぜ・・・起きていられるの?」
「なぜ・・・私の魔法が効かないの?」
「なぜ・・・殺されてくれないの?」
「で、どうして俺が殺されなきゃいけないの?その訳を教えてくれないかな?」
「だってあなたは私を追ってきたんでしょう?」
「違うよ?」
というやり取りをしつつ、この洞窟を探索させてほしいという話を持ちかけると、すぐにOKがでた。
「だってこの洞窟は私のではないもの」
「そういえば名前を聞いてなかったな。俺は鱗動 白。お前は?」
「私はレイカよ。」
初めて聞けた名前。それを頭の片隅に入れ、洞窟へと足を踏み出した。
洞窟に入ってわかったことその一。敵が多い。なんだこれ。
入って数分でオオコウモリに遭遇した。
槍はぶっつけ本番で使ってみたがわりと使いやすく、攻撃から攻撃・・・という感じに休みなく攻撃ができた。
それでも10分ほど戦って勝ったが・・・




