93話 蛇身討伐
ヤバイヤバイヤバイヤバイ!
安請け合いしたけど、 無理!
超怖い!
蛇のやつ気づくの早すぎるよ!
もっと安全マージン取れると思ったのに
もう後ろ5メーターくらいにつけられてる。
こうなったら!
私は壁を蹴って走ってみた。
おっ出来た!
こっちの方が断然速い!
ってか壁って走れるのね♪
いけるかなって思ってやってみたけど、本番1発で出来た!
今度ユウマにも教えてやろう。
ジローは無理だな。デカイし
!下方に足を向ける!
私がいた辺りに電柱が突き刺さる。
投げた!電柱投げたよあいつ。
さらに下に逃げる。
看板やら窓やら手当たり次第だ。
これ以上はまずい。
いきなり低い家屋になったのだ。
足場がない!
落ちてしまう。
すると道路の反対側から鉄骨が飛んできて
進路に突き刺さった。
私は突き刺さった鉄骨にジャンプ、
それを足場に飛んだ。
セーフ!
みればジローが道路の反対側を走っている。
ナイス!よくやったぞ我が下僕!
ドゴン!
今度は鉄骨が蛇に突き当たった。
蛇の動きが一瞬止まった隙に私もジローも加速する。
目標の校舎はすぐそこだ。
私は学校のフェンスに飛び付き爪で切り裂くと
校舎の2階に飛び込んだ。
そのまま転がるように走り出す。
後で破砕音が鳴り響く。
蛇の大きさには狭いだろう廊下に奴は身をねじ込んでいた。
無茶苦茶するなぁ~
外観で見た感じだと突き当たりまで行けば渡り廊下があるはず。
せまい廊下に体を擦らせているのに蛇の速度は落ちる気配はない。
教室の窓も廊下の窓も破壊しながらこちらを猛追してくる。
どんだけ堅いんだあいつ。
渡り廊下が見えた。
私は扉を押し開け渡り廊下の屋根を渡る。
私がやるわ渡りきって振り向くと蛇が渡り廊下の手前に来ていた。
速い。
先に進もうとした私に金色の影が目にはいる。
アレは。
私は渡り廊下のところに止まる。
蛇が廊下に渡り始める。
この距離はもう蛇の腕がとどく距離だ。
スガンッ!
渡り廊下の反対側が破壊され燃え上がる。
やねが傾ぎ蛇のバランスが崩れる。
「バイバイ!」
私は足下の屋根を切り裂く
足場が崩れ蛇が落下し始める。
よし!ザマァ!
反対側の2階の壁にジローがいる。
落ちろ!
だがそうは問屋がおろさない。
髪を尻尾を腕を体育館の壁に突き刺しぶら下がった。
ダメか…
私は再び走り始めた。
再び蛇が廊下に体を押し込んでくる。
結局最初の予定通りか。
私は体育館の扉を開いた。
壁にぶら下がったバスケットゴールを伝い下に降りる。
ドガッ!
体育館の入り口が壊れ蛇が飛び出した。
頭上を飛び越え体育館の中央に着地した。
「結局はガチンコしかねぇってことな!」
壊れた入り口にジローが姿を現した。
「あーやだニャぁ~。」
ゆっくりと蛇がこちらに体を向き直る。
腕を大きく広げ髪が広がる。
尻尾が大きくうねった。
戦いが始まる。
さて、バトルです。




