コハルちゃんの冒険
ぐへっ!
おっとかわいい私が、ぐへっ!とか言ってわいけない。
ひどい爆発だった。
爆発自体があいつの力なのかな?
あんなの反則じゃない!
絶対に会わないようにしたいわ。
ってかここ何処だろう?
回りを見回した。
ホントは真っ暗なんだろうけど
私には関係ない。猫だし。
通路のようだ。
後ろには私がいる落ちてきただろう登りの太いパイプがある。
見ればあのゴキブリが渡してくれたボートの箱やらルシルのスティックが落ちていた。
あいつら大丈夫なの?武器も足もここにあるんだけど。
全員バラバラになってしまったのか?
合流するには戻って探すのがベストなんだけどなぁ。
あの虎と鉢合わせる可能性が跳ねあがる。
…がんばれ!みんな!
私はルシルのスティックを鞄に差し、ボートの箱を鞄にくくりつけ進もうとした。
はぁ。
私もけっこうお人好しかもしれない。
この状況で放っておけないじゃない。
私はもと来た道を戻り始めた。
濡れてなければコンクリの坂なんて全然登れる。
荷物がけっこう重い。幼い体にはけっこうな労働だ。
途中休み休み上を目指した。15メートルくらい進んだ。
二股に別れてる。ここで最低一人別れたわけか。
さらに上に進むとさらに二股に別れていた。
むっ!待てよ他の三人がこっちに落ちてたら先の分岐は関係なくなる。
少し先は真っ黒に焦げていた。
たぶんあの辺が最初にいた位置だろう。
この分岐に飛び込むのが妥当か。
ジャリッ
あっ不味い。
坂の上を向くと虎男がいた。
一目散に登ってきた方の分岐に飛び込む!
あっ!合流を選ぶべきだったか?
いや、あの先に他のみんながいたら…
まとめて殺される。
私は坂をかけ降りた。
管は大きいと言っても入口ほどじゃない。
あの巨体じゃ私を追いかけるのは一苦労だろう。
脚が千切れそうに痛い。転けた。
あっとゆうまに下まで下り落ちる。
だんだん坂はなだらかになり平らになる。
違う!最初にいた道じゃない。
最初にいた通路より平べったい。
ちっ!もうしょうがない!誰いないでよ!
私は立ちあがり足の違和感に気づく。
痛めた。
いや、かまってられない。
私は足を引きずり歩き始めた。
ちょっとした怪我ならすぐ治るのだけど、
体力が落ちているからだろう。
治りが悪い。
風が吹いた。外だ!
外は暗い。まだ夜なのか…もう何時間も逃げてる気分。
通路の外に出た。とゆうか出られなかった。
川だ。街中を流れる支流だ。
堀が3メートルくらい。
ここは増水したときに水が流れ込む場所のようだ。
すぐそこに橋がある。
とりあえずそこに飛び移れば!
助走をつけて飛ぶ。
ダメだ…荷物が思った以上に重い。
橋に届かない…落ちる…
せめて変われたら…
ガシッ
背中に背負った鞄を何かが掴んだ。
何か?わかりきってる虎だ!
「イヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!殺されるうううううううううううっ!
助けてぇええええええええ!食べないでえええええええええええ!」
なんとか暴れてこいつを道連れにしてやらなきゃ気がすまない。
「ああああっ五月蠅ぇ!」
「グエエエエエエエエェェエ…イヤアアアアアアア!あっ?」
「元気なお嬢ちゃんだなおい。」
私を片手で掴みあげてるのは金髪の髭が似合うナイスミドルだった。
これで間章は終わりです。
みんなバラバラになってしまいました。




