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奈落の空  作者: ぴこ
月と猫編
57/179

57話 始まりの日に

夜もしらみ始め時間は5時も回っている。

もう朝だ。

あいつの帰りが遅いのはいつものことだ。

わたしは離婚届けをベットのサイドテーブルに広げ指でつついた。


もう限界だった。

甘く見ていたんだと思う。

誰かと暮らして行くってことを。

結婚して3年。いろいろなことがあって

それを乗り越えたつもりでいたけれど、

お茶を濁してきただけだったのだろう。

今日私達は離婚する。

それはもう決まったことだった。


玄関のチャイムがなる。

別に迎えに出たりもしない。


わたしはベットに腰掛け彼が入ってくるのを待った。

「おかえり」

「あぁ…」

彼はスーツの上着をベットに投げ出し

私の向かいに座った。


「ほんとに…」

「するわ離婚。」

「…でも俺たちの間には」

「関係ない。それは理由にはならないわ。」


沈黙が長い。


「ちゃんと話さないか?」

「もう話したじゃない。」


今更何を話すことがあるってゆうんだろ?


「俺は別れたくない。」

「まだそんなこと言うの…」

「俺達は家族になれる、君の…」

その時視界が歪んだ。

何?私はまわりを見回した。


「ちょっと水飲ませてくれ」


え?私だけ?彼は気づいてない?

彼が冷蔵庫にたどり着いたとき

大きな地震が起こった。

何?目がくらむ。

私は意識を失った。



目が覚めると日が上っていた。

時計を見ると2時間ほどたっている。

彼もベットの向うに倒れているようで足だけが見えている。

「…だいじょうぶ?」

私が彼の方へ行こうとした時体が浮いた。

はっ?何?

回りの家具も浮き上がる。

だんだん浮き上がり、ついに浮くじゃなく天井に向かって吸い寄せられた。いや、落ちた。

ドドン!家中で同じことが起きたのだろう。

いや、うちだけじゃない。

近所中で同じことが起きてる?

カーテンが落ちた窓から外を見た。

町中からたくさんの人が落ちていた。

見下ろすとそこには空が広がっている。


様々な人が叫び声が重なり奇っ怪な大音声が響き渡った。

地獄だ…地獄がそこに広がっていた。


死の音が響きだんだん小さくなっていった。


何これ?…

「うっ…」

「コージ…」


彼の様子を見ようと近寄る。

ドン。

窓が揺れた。

「…たいち?」

庭で飼っているシバイヌのたいちが窓に張り付いてこちらを見ていた。

口からヨダレをたらし目がおかしな輝きで支配されている。

ガラスにヒビがはいるバリン!

たいちがガラスを押し割ると中に飛び込んできた。

イヤアアアアアアア!

私は這うように逃げ出した。

だがあっとゆう間に追い付かれ押し倒される。

たいち、どうしたの?たいち?

口が異常に大きく開く。

噛まれる!

そのときコージが私をかばった。

たいちの牙がコージの肩口にくいこんだ。

「グワッ!」

大量の血が滴り私を汚す。

「ふん!」

コージにの食らいついてるたいちを仰向けのまま蹴り飛ばす。

たいちは吹っ飛ばされても躊躇せずこちらに向かってきた。

たいちはコージに襲い掛かる。抵抗むなしく

牙がコージのひだりてを食いちぎった。

わたしは彼を見捨てて逃げ出した。

いや、逃げ出そうとした。

腹部に強烈な痛みが走る!

痛い、痛い痛い痛い!

痛みに悶える!

なに…これ?瞬間私の腹部を光が突き破った!

床はあってゆう間に血だまりとかした。

光は部屋を暴れまわる。

壁を裂き、突き破り、家具を破壊する。

たいちに襲われてるコージももろともに吹っ飛ばされ、光は私たちの上に止まった。


キャッキャ


赤ん坊の声…私の赤ちゃん…

光は激しく光ると窓の外に飛び出していった。

赤ちゃん…わたしの…

バリン!

窓を突き破り光は外へ飛び出していった。


バリ、バリバリ

ガラスを踏み割りさらに二匹の犬がうちに入ってきた。近所の犬か…

見ればコージの首にたいちが食らいついたところだった。


出血でひどくどうせ私も助からない…

気を失いそうな時変化が起きた。コージに。

彼の体が一回り脹らみ表面が硬質的に変わっていく。

たいちの口に両手を突っ込むと体ごと引き裂いた。

そして私にも声が聞こえた。


緊急事態だから特別ニャ…

細かいやりとりは省くが私は猫に変わっていた。


私達はあっとゆう間に犬達を蹴散らした。


だいじょうぶ?コージ…

そう、彼はゴキブリ人間に変わっていた。


イヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!


「コハル…」

私は問答無用で襲い掛かった!

自分のもと旦那がゴキブリなんて許せない!

だが、彼は私から逃げ出した。


窓の外の電柱につかまる。


「私はあの子を探しに行く。君も後から来るといい。」

「あの子はわたしの子よ!」

「私の子供でもある。」


彼は羽をだすと飛び去っていった。


そこには家から出る手段のない私だけが残された。





アドリブで書いてても設定が溜まってくると足が鈍る。

うまく書けないのがいらつく

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