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奈落の空  作者: ぴこ
月と猫編
43/179

43話 魚雨

平和に眠ると起きた時ろくなコトが起きてないの法則。

もう大騒ぎだった。

起こせよお前ら。


ドン!


寝袋で寝転んだままの俺の顔の横に魚が刺さった。

へぇ~魚って刺さるんだ?すごーい!

違うわ!

その後も降ってくる魚をゴロゴロ避け続ける。

ゴフッ

コハルちゃんに踏まれた。

「ごめんなさいお兄ちゃん!」

いいえダイジョブです。我々の業界ではご褒美です。

寝袋を開きつつサムズアップしたら、ゴミを見るような目で見られた。

ルシルの悪い影響だな!うん!今度説教だ。

いや、そんな場合じゃない。

そんな激しいペースじゃないが魚がスゲー勢いで

落ちてきている。

ダン!ダン!ダン!

次々刺さってくる。

どうなってんだこれ?

一匹捕まえてみると死んではいないみたいだが

カチカチに硬直している。

そして口はキバが回転ノコのように回転してる。

もう生き物としておかしいだろ。

ってかなんでいきなり襲ってきてるんだ。

おとなしかったのに。

見ると突き刺さった魚達はほどなくエラを羽ばたかせて飛びあがり水に帰っている。

これキリないぞ。


今はルシルの見張り番…あいつか…

「ルシル!」

「私じゃないぞ!」

「じゃあ誰だ?」

「いきなり襲ってきたんだ!」

「あれから何かしなかったか?」

「本を読んでいたくらいだ。」

「この暗さでか?」

「その灯りは点けたが…」


はいそれだ…ルシルが片手にぶら下げてるから割れてないが懐中電灯がぶら下げられている。

コハルちゃんもつけてるな。

まぁ緊急事態だしつけるわな。


「消せ!みんな灯り消せ!」

二人は訳もわからず俺の勢いに押されて灯りを消した。

しばし魚の落下は続いたがほどなく止んだ。


舟ボコボコなんですけど…


夕方見たときに思い出せなかった言葉がふと思い出された。


走光性だっけ?走向性だっけ?

今回のは光だから前のであってるな。

マイナスとかプラスとかあって

イカとか虫とかは走光性のプラス

光りに向かっていっちゃうらしい。


逆がゴキブリだっけ?光の逆に走るんだったか?


まぁ、今回のはそれだな。

ほんと何がトラブルを招くかさっぱりわからん。


俺たちが迂闊なだけかもしれないが。


とりあえず甲板に残った魚は捕まえて明日食えるか試してみよう。


俺たちは疲れきった体にむち打ち片付けに取りかかった。

サブタイからはずれない内容です。

考えてる魚の敵ん中で一番ソフトなやつらに

出ていただきました。

(魚はスタッフがおいしくいただきました。)

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