第2話 戦闘劇
テンポはあえて早めにしてます!
1文1文丹精込めてかいてるんでよく噛んでください!
この世界じゃあ、いつだって物理的な力のスペックと、体力が持ち味の人間は噛ませ犬だ。
チート級の能力、イカれた魔法力、知力にいつも打ち破られる。
でも、俺にできるのは鍛錬だけだ。
人にはできる努力の方向が決められてると思うんだ。
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遺跡の入口の闇に浮かぶ赤丸の光。
俺「なんだ…アレ、魔物じゃない。」
マグ「…。あれは、アイです。」
「アイ?」
…そういえば、マグ・リオンキューブと名乗った男は、感情が言葉にでてる割に、表情が乏しい。
「生き物じゃない、過去の遺物なんですよ。僕の研究対象。あっちから来てくれるなんて、ラッキーだな。…でも、最初から目が赤い奴は初めて見る。…そこの歴史家さんより、僕の方が色々知ってますよ。」
アイが闇から出てくる。銀色で、人型。赤い目が顔と思われるパーツの右に1つ。
左の顔に何かの痕跡があるから、両目あったのかもしれない。
アイの体がちょっと振動する。
「ッッッ…ギ…」
「あれは、おそらく警告です。この遺跡を守ってるんだ。」
なるほど。
アイは片目を2倍くらいの大きさにして網目状の光を出す。
俺たちは一瞬身構えたが攻撃では無いらしい。
「…いや。誰かを待ってるのか…?」
マグが言い終わった直後、アイは巨大な刀身を掴む。
「…奴らの弱点は魔法。物理攻撃は効かない。あの状態のアイは攻撃体勢。…。逃げるにしても、できるだけ壊さないでくださいね。」
ぁあ、そんなやつらもいるのか。…ったく。
俺は自嘲気味に笑った。
「マーナ!魔法を頼む。おれがヤツに組み付くから、構わず打て!」
「え、隊長に当てる訳には…」
「加減してたら怪我人が出るかもしれない。それにそのやり方が1番確実だ。」
「嫌です!」
ぴしゃり、と、マーナは言い放つ。
「隊長はもっと自分の体を大事にしてください!隊長はただの盾じゃないんです!」
ブォン、と風の音が俺の背後に迫る。
俺は集中し、動揺を押し殺す。
右足を軸に後ろに回転する。アイが上段を振りかぶっているのを感知し、下から突撃する。剣が自分の背中を掠める。俺はアイの腰に抱きついた。
「今だ!」
マーナが魔法を唱える。「『ボーンファイア』」
ランクが最も低い魔法。マーナは加減してる。
ボーンファイアの攻撃範囲は狭く、アイの頭に直撃した炎は組み付いてる俺にも当たらない。
ぐらりと揺れるアイの頭。しかしその目からは動揺を感じない。
アイが剣を持った腕を振り上げる。
「隊長!」
テオが走り出すが追いつける距離じゃない。
俺は目を見開く。俺の体を剣が貫通するイメージ。でもその事象に俺は奇妙な納得感を覚えた。
死ぬことに。
「お前ら…逃げろっ…」
視界の端に爪を立てるように開かれた、金色に光る手が映る。
その腕は寸分の狂いなくがら空きになったアイの横へ。
ぐしゃりと音を立てて指がアイの体に食い込む。
それは指が装甲を突き抜けたというより、アイの体が指を受け入れる形に変形したみたいだった。
「『ロスト・キー』」
マグが自分の光る腕を見下ろして呟いた。
「仲間同士でグダグダしやがって…構わないけど。」
俺はただ、その光を自分の目に焼き付けた。
アイの赤かった目が青色になり始める。
ステータス
名前:クロム・フロンド
職業:特攻隊長
レベル:55
体力:20575
力:1077
魔力:780
防御力:2777
俊敏性:88
スキル:?
1文1文丹精込めてかいてるんでよく噛んでください!




