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【天賦拝命】アーツブローカーの苦節  作者: 中折れ青二才
ep0《神銀の剣・喪失編》
10/27

ただのアルトラ

◆◇◆◇◆


「エリア調子は…」


「…あ」


「お?」


 俺とティーナがエリアとアルトラの容態を確認に行くとアルトラ(あいつ)は上半身を起こし、ベッドに腰掛けていた


 窓の外、そこから差す陽の光を浴びながら呆然とするように


「…ここは」


「アルトラ様」


 アルトラが目を覚ました。《昏倒》から丸2日からの帰還だった


 ティーナは走り出し、アルトラの元に駆け寄った。アルトラは何処か上の空といった様子でティーナに視線を送っていた


「アーツ、状況は?」


「ティーナに構えよ朴念仁」


「…そうだな」


 珍しいこともあったもんだ。アルトラが俺の冗談を真に受けた行動をするなんて、明日は不幸が湧いて出るかもしれないな


◆◇◆◇◆


 ティーナの頭をぎこちなく撫でるアルトラという。迷宮前では見ることのできない《トンチキ》な光景を変に思いながらも俺は説明をした


「アビークからか」


「一応聞くがどうする?」


「…」


 やはり可笑しい、態度が柔らか過ぎる───いつもなら即突っぱねる。特権階級なら尚のこと、口汚く罵り、嘲りを顔に出す


「…けよう」


「え?なんて」


「あ、いや、受けよう

 うん、それが良い」


「…分かった。返事は俺が出しておく」


「ありがとう、いつも助かってるよ」


「…」


 いや、気持ちわっる。なんだこの、面の良さと丁寧な所作に言葉遣いのハイブリッド野郎は、マジの別人じゃねぇか誰と入れ替わった!?


「アルトラ、何処か具合が悪いってとこないか?」


「いや、特にないよ」


「そうか」


 態度の軟化はこの際どうでも良いか


「看病はティーナに任せる

 何かあれば共有してくれ」


「分かった」


 なんか調子狂うんだよな

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