最終話
結婚してから、しばらくが経った。
私たちの生活は、驚くほど穏やかだった。
朝は二人で朝食を食べ、天気がよければ庭を散歩する。午後にはお気に入りの本を持ち寄り、同じ部屋でそれぞれ読書を楽しむ。
時折、レオンが本の内容について話しかけてくるので、せっかく集中していたのにと文句を言うこともある。
けれどそうやって顔を上げると、彼はいつも楽しそうに笑っていた。
そんな日々が、私は好きだった。
以前は、明日が来ることさえ当たり前だとは思えなかった。
魔力が失われていく恐怖。いつか目を覚まさなくなるのではないかという不安。レオンと過ごせる時間が、あとどれくらい残されているのかという絶望。
それらが、すべて消えたわけではない。
私の身体に残された傷は、今も確かに存在している。
それでもバクゥ様の眷属となってから、身体の調子は以前よりずっと安定していた。
魔力が足りずに倒れることもなくなり、日常生活で不自由を感じることもほとんどない。
だからこそ、私は思う。
この穏やかな毎日を、できるだけ長く続けていきたいと。
「エリス、そろそろお茶にしないか?」
向かいの椅子に座っていたレオンが、本から顔を上げた。
「そうね。ちょうど一区切りついたところよ」
「よし。今日は庭で飲もう。天気もいいしな」
「ええ、賛成」
私が本を閉じると、レオンは嬉しそうに立ち上がった。
そんな何気ないやり取りをしていた、そのときだった。
屋敷の外から、聞き覚えのある声が響いた。
「おお、ここか!ワシが来てやったぞ!」
……この声は。
レオンと顔を見合わせる。
次の瞬間、窓の向こうに巨大な影が差した。
「まさか……」
「バクゥ様?」
私たちが慌てて庭へ出ると、そこには人の姿になったバクゥ様が立っていた。
相変わらずどこか偉そうで、こちらの都合など気にしていないような顔をしている。
けれどその表情には、いつも以上に満足げな色が浮かんでいた。
「久しぶりだな、二人とも!」
「バクゥ様!いらっしゃるなら、事前に知らせてくださればよかったのに」
レオンが苦笑しながら言う。
「なに、近くまで来たのでな。ついでに様子を見に来ただけだ」
「近くまで……?」
この方にとって、距離という概念は私たちとは違うのかもしれない。
私はそう思いながら、バクゥ様に頭を下げた。
「お久しぶりです、バクゥ様。おかげさまで、私は元気に過ごしています」
「うむ。それは見ればわかる」
バクゥ様は私の顔をじっと見つめた。
そして、ふむ、と顎に手を当てる。
「なるほど。眷属化はうまくいっているようだな」
「はい。以前のように、少し魔法を使っただけで倒れることもありません」
「当然だ。お前の身体は、以前とはまるで違うのだからな」
バクゥ様は、どこか誇らしげに胸を張った。
「ワシの眷属となったことで、お前の魔力を蓄える器は以前より頑丈になった。そして、魔力を生み出す仕組みもドラゴンに近いものへと変化している」
「魔力を生み出す仕組み……」
「人間の身体では到底追いつかぬほどの魔力を、今のお前は生み出せる。多少魔法を使ったところで、そう簡単に枯渇することはない」
私は自分の手を見つめた。
確かに、以前とは違う。
魔法を使うことへの恐怖は、ずいぶん薄れていた。
けれど、ひとつだけ気になっていることがある。
「……それでも、私の病気が治ったわけではないのですよね?」
尋ねると、バクゥ様は静かに頷いた。
「そうだ。そこは勘違いするな」
その声には、先ほどまでの陽気さはなかった。
「お前の魔力を蓄える器は、かつての病によって傷ついている。眷属化によって器そのものは頑丈になったが、傷まで消えたわけではない」
「傷は……今も残っているのですね」
「うむ。そしてその傷が今後どうなるかは、誰にも断言できぬ」
私は小さく息を呑んだ。
バクゥ様は、私の身体の状態を確かめるように目を細めた。
「たとえば、今のお前の器にコップほどの穴が開いているとしよう」
「コップほどの穴……ですか?」
「そこから魔力が漏れている。だが、今はドラゴンの力によって魔力が次々と生み出されるため、漏れる量を補うことができている」
バクゥ様は、手のひらを上に向けた。
「問題は、その穴が大きくなることだ」
「大きく……?」
「コップほどの穴なら、今の生成量で十分に補える。だが、傷が広がり、バケツほどの穴になったらどうだ?」
私は、すぐには答えられなかった。
「いくら魔力を生み出そうとも、漏れ出す量がそれを上回れば、いずれは追いつかなくなる。器が頑丈になったからといって、傷が永遠に広がらぬ保証はない」
つまり。
今は大丈夫でも、未来まで保証されたわけではないのだ。
けれど、私は以前のように絶望しなかった。
この身体に残された問題を、きちんと知っておきたい。
そしてできることがあるなら、これからも探していきたい。
「教えてくださって、ありがとうございます」
私が答えると、バクゥ様は少し意外そうに眉を上げた。
「怖くはないのか?」
「怖くないと言えば、嘘になります」
私は正直に答えた。
「でも、今の私は元気に過ごせています。レオンと一緒にいられます。それに、いつか傷の進行を抑える方法や、治療する方法が見つかるかもしれません」
私は隣に立つレオンを見た。
彼は何も言わず、優しく微笑んでくれていた。
「だから、今から未来を諦めたくはありません」
「……ふむ」
バクゥ様はしばらく私を見つめていたが、やがて満足そうに頷いた。
「よい心がけだ。少なくとも、今のお前は以前よりずっと強い」
「ありがとうございます」
「もっとも、無茶をしてよいという意味ではないぞ。魔力を大量に使えるからといって、身体への負担がすべてなくなったわけではない。違和感があれば休め。体調の変化も見逃すな」
「はい。気をつけます」
レオンも真剣な顔で頷いた。
「俺も、エリスの様子には気を配ります」
「うむ。お前はそのくらいでちょうどよい」
「……それは、どういう意味ですか?」
「そのままの意味だ」
バクゥ様は、にやりと笑った。
レオンが何か言い返そうとしたが、その前にバクゥ様が手を打った。
「さて、病気の話はここまでだ」
「ここまで、ですか?」
「うむ。今日は、もうひとつ大事な用があって来たのだからな」
その言葉に、私たちは顔を見合わせた。
バクゥ様が私たちのもとへ来る理由。
私の身体の様子を見に来たのだと思っていたけれど、それだけではなかったらしい。
「大事な用、とは?」
レオンが尋ねる。
バクゥ様は、私の方へ向き直った。
「エリス。少しこちらへ来い」
「はい」
言われたとおりに近づくと、バクゥ様は私の腹部に視線を落とした。
その目が、わずかに細められる。
そして。
「……なるほど。そういうことか」
ひとりで納得したように呟いた。
「バクゥ様?」
「お前たち、ひとつ聞くが」
バクゥ様は、私とレオンを交互に見た。
「子を授かったことに、まだ気づいておらぬのか?」
「……え?」
思わず、間の抜けた声が出た。
隣でレオンも目を丸くしている。
「こ、子……?」
「そうだ」
バクゥ様は、何でもないことのように頷いた。
「エリスの身体に、新しい命の気配がある」
私は、自分のお腹にそっと手を当てた。
新しい命。
私の中に?
そんなはずはない、とすぐに否定することもできなかった。
ここ最近、少し疲れやすいと感じることはあった。朝、食欲がない日もあったし、以前より眠くなることもあった。
けれど、それは季節の変わり目だからだと思っていた。
結婚してから生活が変わったせいかもしれない、と。
まさか、それが……。
「バクゥ様。本当なのですか?」
レオンが、いつになく慎重な声で尋ねた。
「ワシが、こんなことで冗談を言うと思うか?」
「い、いえ……」
「ただし、最終的な確認は人間の医師にさせるがよい。ワシは命の気配を感じ取った。間違いないと思うが、身体の状態も含め、きちんと診てもらうのだ」
私は、まだ自分のお腹に手を当てたままだった。
ここに。
私の中に。
私とレオンの子どもがいる。
そう考えた途端、胸の奥が大きく揺れた。
「……レオン」
顔を上げると、彼も私を見つめていた。
いつもの明るい笑顔は、そこにはなかった。
驚きと戸惑い。そして、それ以上に大きな喜びを、どう表現していいかわからない
そんな顔だった。
「エリス……俺たち……」
「ええ……」
私は頷こうとした。
けれど、うまく声が出なかった。
嬉しい。
とても嬉しい。
それなのに、胸の奥には別の感情もあった。
私の身体は、まだ完全に治ったわけではない。
傷が広がる可能性もあると、今しがた聞いたばかりだ。
そんな私が、この子を無事に産めるのだろうか。
この子を守っていけるのだろうか。
喜びが大きければ大きいほど、不安もまた膨らんでいく。
私の表情の変化に気づいたのか、レオンがそっと手を握ってくれた。
「エリス」
「……ごめんなさい。嬉しいのに、少し怖くなってしまって」
「謝らなくていいよ」
レオンは、私の手を両手で包み込んだ。
「俺だって驚いてる。すごく驚いてるし……正直、どうしたらいいのか、まだ全然わからない」
彼は困ったように笑った。
「でも、嬉しいんだ。君との子どもなんだろう?こんなに嬉しいことはないよ」
「レオン……」
「もちろん、エリスの身体が一番大事だ。だから、まずは医師に診てもらおう。無理はしない。必要なことは、二人で相談して決めよう」
彼は私の目をまっすぐに見た。
「俺は、君とこの子を一緒に守っていきたい」
その言葉を聞いた瞬間、目の奥が熱くなった。
私はずっと、未来を恐れていた。
自分の命がいつまで続くのかもわからない。
レオンと、どれだけ一緒にいられるのかもわからない。
だからこそ、ようやく手に入れた穏やかな日々を大切にしようと思っていた。
その未来に、もうひとり。
私たちの子どもが加わるかもしれない。
まだ何もわからない。
この子が無事に生まれてきてくれるのかも、私の身体がどこまで耐えられるのかも。
けれど。
「……私も、守りたい」
私は、お腹に手を当てたまま答えた。
「この子に会いたいわ。どんな顔をしているのか、どんな声で泣くのか。どんなものが好きになるのか……知りたいことが、たくさんあるの」
涙が頬を伝った。
「私、本を読むのが好きでしょう?この子にも、たくさんのお話を聞かせてあげたい。レオンと一緒に、いろんな本を選んで……いつか自分で読めるようになったら、好きな本の話をしたいわ」
想像するだけで、胸がいっぱいになった。
小さな手で本を抱える姿。
お気に入りの物語を見つけて、目を輝かせる姿。
レオンと一緒に庭を走り回る姿。
まだ見ぬ光景なのに、どれも愛おしく思えた。
「……そうだな」
レオンは、私の肩をそっと抱いた。
「きっと、俺たちの子なら本が好きになるよ」
「ふふ。そうかしら?」
「間違いない。もし本に興味がなくても、俺が面白さを教えてあげるさ」
「あなた、子どもに本を読ませるために、ずいぶん頑張りそうね」
「そりゃあ、もう。おすすめの本を山ほど用意しておくよ」
「多すぎたら困ってしまうわ」
「じゃあ、少しずつだな」
私たちは顔を見合わせて笑った。
不安がなくなったわけではない。
それでも今この瞬間、私たちは同じ未来を思い描いていた。
そのことが、何より心強かった。
「……うむ」
そのとき、すっかり話の中心から外れていたバクゥ様が、満足そうに頷いた。
「やはり、ここへ来て正解だったな」
「バクゥ様……?」
私は涙を拭いながら、彼を見た。
「先ほど、大事な用があるとおっしゃっていましたよね。それは、私の妊娠に気づいたからなのですか?」
「いや、違う」
バクゥ様は、あっさりと首を横に振った。
「そもそも、ワシがお前を探していた理由は、別にある」
私とレオンは、顔を見合わせた。
「私を探していた理由……?」
「そうだ」
バクゥ様は、少しばかり得意げに笑った。
「ワシには、長いこと孵らぬ卵があってな」
「卵、ですか?」
「うむ。いくら温めても、魔力を注いでも、なかなか殻を破ろうとせぬ。そこで、ある特殊な力を持つ者を探していたのだ」
私は、息を呑んだ。
特殊な力。
それは、もしかして。
「……私の、聖なる光?」
「そのとおりだ」
バクゥ様は頷いた。
「お前の聖なる光には、普通の魔力とは違う性質がある。ワシは、その光ならば卵に眠る命を目覚めさせられるかもしれぬと考えた」
「それで、私を探していらしたのですね……」
「そういうことだ」
あまりにも予想外の話に、私は言葉を失った。
私が大規模な治癒魔法を使い、倒れてしまったこと。
魔力回復不全症によって命が危うくなったこと。
レオンが私を救うためにドラゴンを探し、バクゥ様と出会ったこと。
そのすべての始まりに、バクゥ様の卵があったのだ。
「……では、!バクゥ様は、私を助けるために眷属にしてくださっただけではなかったのですね?」
「それも理由のひとつだ。お前が死にかけているのを見て、放っておくわけにもいかなかったからな」
バクゥ様は、腕を組んだ。
「だが、もともとは卵のためだった。お前の力を借りられれば、卵が孵る可能性がある。そう考えて探していたのだ」
「そうだったのですか……」
私は、胸の中に不思議な感情が広がるのを感じた。
バクゥ様が私を探していなければ、レオンがドラゴンを探しに行くこともなかったかもしれない。
そうなれば、私は今、ここにいなかった可能性だってある。
けれどすべてが巡り巡って、今につながっている。
私は生きている。
レオンの隣にいる。
そして、私たちの子どもを授かったかもしれない。
「……不思議ですね」
思わず呟くと、バクゥ様は首を傾げた。
「何がだ?」
「いろいろなことが、つながっているのだと思って。バクゥ様が卵を孵そうとしていなければ、私たちは今、こうしていなかったかもしれません」
「ふむ。確かに、そうかもしれぬな」
バクゥ様は、どこか満足そうに頷いた。
「それで、肝心の卵なのだが……」
彼は、そこで言葉を切った。
そして、いつになく真剣な顔になった。
「もうすぐ、孵るかもしれぬ」
「本当ですか?」
「まだ確実ではない。だが、お前の聖なる光を受けたことで、以前より明らかな変化が現れた。殻の内側から、命の気配が強くなってきている」
バクゥ様の表情には、隠しきれない喜びが浮かんでいた。
長い年月を生きてきたドラゴンにとっても、卵が孵るというのは特別なことなのだろう。
「もし孵ったら、ぜひ見せてください」
私が言うと、バクゥ様は大きく頷いた。
「もちろんだ!お前たちには、真っ先に見せてやろう!」
「それは光栄です」
レオンが笑った。
「ただし、孵ったばかりのドラゴンに、いきなり屋敷を壊されるのは困りますけどね」
「何を言う。ワシの子がそのような粗相をするはずがなかろう!」
「バクゥ様ご自身は、窓の外に突然現れましたけど……」
「それは別の話だ!」
思わず、私は笑ってしまった。
バクゥ様は不満そうに鼻を鳴らしたが、すぐに豪快な笑い声を上げた。
その笑い声を聞きながら、私はお腹にそっと手を当てた。
私の中にも、新しい命がある。
そしてバクゥ様の卵にも、いつか新しい命が誕生する。
まだ見ぬ未来。
これから何が起こるのか、私にはわからない。
私の身体る日が来るかもしれない。
それでも、私は今、生きている。
レオンが隣にくれる。
私たちを支えてくれる人たちがいる。
そして、これから出会う命がある。
「エリス?」
レオンが、私の顔を覗き込んだ。
「どうした?」
「ううん。これから先が、楽しみだなと思って」
「……ああ」
彼は私のお腹に視線を落とし、それから優しく微笑んだ。
「俺もだよ」
私たちは、そっと手を重ねた。
まだ小さな命。
まだ何も知らない、私たちの未来。
いつかこの子が生まれてきたら、伝えたいことがたくさんある。
あなたが生まれてくることを、私たちは心から待っていたのだと。
あなたがいてくれるだけで、私たちの世界はこんなにも明るくなるのだと。
そしてどんな未来が待っていても、あなたを大切に思う人たちが、ここにいるのだと。
私は、レオンの手を握り直した。
「ねえ、レオン」
「ん?」
「これからも、よろしくお願いします」
結婚式の日にも、同じ言葉を口にした。
けれど、今はあの日とは少し違う。
夫婦として歩み始めた私たちの前に、新しい未来が広がっている。
私たち二人だけではない。
いつか生まれてくるかもしれない、小さな命とともに。
「こちらこそ、よろしく。エリス」
レオンは、いつもの明るい笑顔で答えた。
「これからも、一緒に幸せになろう」
「ええ」
私は頷いた。
病気が完全に治ったわけではない。
未来がすべて約束されているわけでもない。
それでも私はもう、明日が来ることを恐れてはいなかった。
明日には、今日とは違う喜びがあるかもしれない。
新しい本に出会えるかもしれない。
家族と笑い合えるかもしれない。
いつか、小さな手が私の指を握ってくれるかもしれない。
そして遠いどこかでは、バクゥ様の卵が殻を破り、新しい命が世界へと生まれてくるのかもしれない。
そう思うだけで、胸がいっぱいになった。
私は、窓から差し込む光を見つめた。
かつてその光は、私に残された命の終わりを告げるもののように思えた。
けれど今は違う。
光は、明日へ続く道を照らしてくれている。
私は、愛する人の隣で生きていく。
たくさんの本を読み、たくさんの景色を見て、たくさんの思い出を作りながら。
そして、いつか家族が増えたなら。
この世界にはまだ知らない幸せがあるのだと、たくさん伝えてあげたい。
未来が怖くなったときには、手を取り合えばいい。
迷ったときには、一緒に考えればいい。
どんな明日が訪れても、私たちは一人ではないのだから。
「エリス」
レオンが、優しく私の名を呼んだ。
「これからも、ずっと一緒だ」
「……ええ。ずっと一緒よ」
私は微笑んだ。
そして、お腹にそっと手を添えた。
まだ誰にも見えない、小さな命。
いつか出会える日を、心から楽しみにしている。
私たちの未来は、まだ始まったばかりだ。
だからこそ、私は願う。
どうかこの先に続く日々が、幸せで満ちていますように。
愛する人と、これから生まれてくる命と。
たくさんの本と、たくさんの笑顔に囲まれて。
私は、レオンと一緒に歩いていく。
明日へ。
その先にある、まだ見ぬ未来へ。
ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました!
エリスとレオンの物語も、今回でひとまず完結となります。
自分に自信がなく、目立たずに生きたいと思っていたエリスがレオンと出会い、恋をして、たくさんの人に支えられながらようやく幸せな未来へ踏み出すことができました。
途中では病気によって命の危機に陥り、どうなることかと思いましたが最後には大好きな人と結ばれ、新しい命を授かるところまで描くことができました。
もちろん、エリスの病気が完全に治ったわけではありませんし、バクゥの卵もまだ孵っていません。
そのあたりも含め、まだまだ書けそうな物語ではあります。
ただ、まずはここで一区切りとさせていただきます。
今後、アクセスや読者の皆様の反応を見ながら続編を書くか、新しい物語に挑戦するかを考えていきたいと思っています。
最後まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます!
もし少しでも楽しんでいただけましたら、ブックマークや評価、感想、レビューなどをいただけると、とても励みになります。
皆様からの反応は、次の作品を書く力になります。
感想をいただけたら、小躍りして喜びます!
それでは、また次の物語でお会いできましたら嬉しいです。
最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました!




