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SFかよ①

 天使(小悪魔)と契約を結んじゃったらしい俺。


 実際のところただ勢いに任せて半ばヤケクソ気味に結んじまった俺だが未だ事態を飲み込めていない。


 「てかまず色々おかしいだろ。納得できる形で説明しろよ!!大事なとこ省くとかなしな!!」


 どうせこの小悪魔のことだ。釘を刺しておかないとまた勝手に契約を結ばされたりするだろう。


 「そうね、どこから話しましょうか。

  まず────」


 そこから、長い長い実に長い話が始まった。

 相槌をうつ暇もなくただただ非現実感しかない現実を語っている彼女は、口調こそ明るいがどこか哀しそうに、"向こう側"の話をした。


 曰く、俺たちが生きている地球は宇宙の中にあるということ。これはみんな知ってるよね。

 そして、その宇宙の果て。現代の技術や知識では推測することしかできないが、小悪魔は衝撃の事実を告げる。


 「その宇宙を支配してるのが、私たち"向こう側"

  の人類なの。」


 な??ぶっ飛んでるだろ?こんなん放心状態にもなるよね!!


 「し、支配ってお前なぁ…」


 小悪魔の話をざっくり要約するとこうだ。

 元々宇宙というものは存在しなく、"観測者"たちによって原初の世界(ちきゅう)が創造されたらしい。

"観測者"は、いわゆる神のようなもので、自分たち以外の知的生命体がおらず、日々の暮らしに飽き飽きしていたようだった。

 そこで、自分たち以外の知的生命体を原初の世界(ちきゅう)を通じ、産み出そうとしたわけだ。そこで産まれた知的生命体こそが小悪魔の言う向こう側の人類、もとい「始人類」(イグニス)だということ。

 そして、原初の世界(ちきゅう)内で、突如として爆発が起き、虚無空間が作り出されたこと。そこに始人類(イグニス)たちは自分たちを倣い、新たな知的生命体を創り出そうとして、宇宙が形成され、何回も試行錯誤を繰り返しようやく生命が誕生する星を創り出すことに成功した。


「それを、私たちは自分たちの世界が創造された時を想い、"地球(ちきゅう)"と呼ぶことにしたの。」


まあなんだ、結局支配とか怖いこと言ってたけど、親みたいなもんだ。決して手は出さず、穏やかに見守ってくれてたらしい。ツンデレママなんだね。


「大体は分かった。もちろん理解(わか)らないけど。でもそれじゃあ、あおいさんがここにいる理由も、ちきゅうを救っての意味もさっぱりわかんないぜ!」


「順を追って説明してるのがわかんないの?バカ○ン

あとあおいって偽名だからこれからはガイアって呼んでちょうだい。」


「ば、バカ○ンっておま…」


めちゃくちゃいうな!!あと薄々わかってたけど偽名なんだな!!そりゃおかしいもん苗字もないひらがなの「あおい」なんて名前違和感しかないもんな!!


ほんとにつくづく小悪魔って言うかもう悪女だな!


「それで、呼んでくれないの?

この名を教えてるのママとパパと貴方だけなんだけど…。一応大切にしてるんだからね♡」


あーーもう!!ムカつくけど可愛いなちくしょう!

からかわれてるだけってわかってるのにキュンキュンしちゃう俺可愛いかよ!!!クソ!


「じゃあ続きを教えてくれ、……ガイア」


「ふふっ、はぁーい♡王子様♡」


まだまだ話は長くなりそうだ。

今回は小悪魔もとい天使もといあおいさんの生い立ち

この世界の世界観についてのパートです。

まーーーじで長くなるから何編になるんでしょうね♪

ちなみにざっくりとした説明なのでん??となるとこが多いと思いますが後々わかって行くので気長に読んでいってください♡

そして2話までもみてくれたひと!!とてもとてもありがとう!!これからも温かい目でよろしくね!

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