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最臭屁器聖女は勇者パーティーを離脱しました  作者: 凜古風
最後の戦争ハゲマルドン?の始まりです

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そして伝説へ

え?だって?書いたらR18になっちゃうよ。

 あの夕方の食事を終えてから、どれくらい時間が経過したのだろう。

 あれから朝日が昇るまで、3人で交わったのは覚えている。

 そうして3人共、力尽きたんだっけ。

 俺の右隣りには真魔王セィソ左隣には新魔王ヘシアが寝息を立てていた。また窓の外が明るくなっている。おそらくコトを終えて丸一日寝ていたのか。


 部屋を見回すと、今までメイド達が怒っていたレベルとはかけ離れている。

 寝具だけじゃなくて部屋の壁も床も天井もベッタベタでだ。3人のあんな体液&こんな体液&そんな体液だけでなく、お部屋で出てはいけない排出物まで飛び散っている始末。しかも、今、寝ているベッドのフレームは折れたし、床と壁のところどころにはヒビが入ってる。


「『頭皮発光消臭ハゲフラッシュデオドラント』、『〇頭発光消臭カメフラッシュデオドラント』」

 とりあえず、さらに消臭しておこう。あの精力料理に、『金玉ボール活性アクティブ』を重ねがけするのは、禁止しようと俺は心に決めたのだった。


「ふぁ~あ、朝かいな。おはようさん」

「おはようございます」


 頭皮を光らせたのが不味かったのか、二人とも起こしてしまったようだ。


「なんか、平和だな」

「せやな」

「そうですね」


 3人で一緒に肌を重ねる。

 

「もっと、こうしていたいから戦争なんかやめような」

「そうですね」

「せやな」


 余韻にひたっていると。


「勇者様がたぁあああ、起きられたのなら脱出してください。ホテルがもちません」

 ドアの向こうでホテルマンが、聞こえるように叫んでくれた。


「「「えっ?」」」


 俺達は急いで服を着て、装備品などを手に取り、外に出た。

「はやく、はやく。現状維持の魔法が解ける前に」

 せかされて、俺達は階段を駆け下り、ホテルの入り口から飛び出し、その後にホテルマンが続いた。

「もう大丈夫です。全員脱出しました」

「よし、魔法解除!」


 魔法を解除した途端……

 ガラガラガラガラ と、ホテルが崩落する。

「ふぅ……冒険者ギルドの魔法使い総動員で何とかなりました」


「あの?いったい?」

「まぁ原因はドラゴン・エッグ・ピータンなんでしょうけれども、あれほど激しいとは。さすが伝説の食材です」

「え~と、ホテル崩れるほどって、なんやねん」

「あたりまえですよ。昨日は、一晩中、震度4くらいの地震をずっと起こしていましたからねぇ。もぅ勇者様の腰のリズムなんて、この街の者なら全員知っている次第です。それと、魔王様二人のあえぎ声も」

「こ、声もですか?」

「えぇ、フェンリルの咆哮のような、多分、干し肉のせいでしょうね。一部の窓にヒビが入りました」

「随分と、迷惑をかけたな」

「いえ、絶倫ハゲ勇者が、ベッドの上で魔王二人相手していると、街の者達に教え、冒険者ギルドも見守る方向で活動してくれました。まぁタマ潰しも、放屁窒息死もゴメンですので、勇者様に任せるしかなかったのですけれども」

「そうか?でも、最高の時間だったぞ」

「せやなぁ」

「そうですね」

 両脇に魔王姉妹を抱えて返答する俺に、二人とも続いて返事した


「そうですか、これが平和を示す、お姿なのですね」

 ホテルマンは感無量で、俺達の姿を眺めている。


「ワシは、いったい、どこで間違えたぁああああ。妻と秘書であのようにしたかったのに」

「殺すわよ、ア・ナ・タ」

「いや、ゴメン、やめて」

 ギルドマスターの悲鳴は聞かなかったことにしよう。


「まったく、孕ませるしか能のない勇者エロハゲも使いようですね。魔王二人をアヘらせるんだから。コッチに来ないでください。妊娠します」

 受付嬢には近づかないほうが良いみたいだ。


「和平締結やなぁ。それはええんや。ウチは、旧魔王軍残党と母親オカンの説得をせんとなぁ」

「私も、スケルトン兵や元奴隷兵達に、お話をしないと」

「それも、そうか……忙しくなるな」


と、そんなことを話していると。


「勇者殿ぉおおお、報告するでござる」

「勇者様ぁあああ、報告ですわぁああ」

 贅肉王女タプンツェル筋肉令嬢ベアトリスがやって来た。


「真魔王軍と新魔王軍の両方に、わたくしたちの恐怖を叩きこんでやりましたわぁああ」

「ヘシア殿やセィソ殿を魔王に祭り上げようとする連中の心をへし折ってやったでござるぅううう」

 なんか、解決してるっぽい。


 それもそうか。俺達3人がホテルの1室で交わっている2日間、準厄災級の2人になすすべもなく蹴散らされたんだろうなぁ、気の毒に。

 

「でも、種族差別のない世界を創りたいと私は思ってます」

「せやけどなぁ、今までの支配連中から全部取り上げるのはアカンやろ。んで、学のない連中だと立ち行かんで」

「大丈夫だ。俺に提案があるんだ。これで世界は平和になるさ」

「「え?」」


 そうして、俺の提案により、世界は4国に分かれた。もちろん国交は自由だ。

  ・ボイン帝国 :セィソ・イタブール

  ・ヒンヌー聖国:ヘシア・オーケツカラ

  ・筋肉共和国 :ベアトリス・フレイムシュート

  ・贅肉王国  :タプンツェル・ウェストミート


 スケルトンや奴隷や亜人といった差別を行うのではなく、ちょとした体型で世界をわける。

 そうして、思い思いに統治すればいい。

 ああ、これで俺の勇者としての仕事も終わりなんだろう。

 

 そうして四大魔王時代と呼ばれる統治が、はじまるのだった。


  (おわり)

 最後までお付き合いくださりありがとうございました。


 ボイン帝国vsヒンヌー聖国の「おっぱい大戦争」が起こる500年前くらいの話です。

 脱糞系女勇者の話を加筆修正していたら、どうしてこうなった?

 そんなもん私にもわかりません。


 それから、実家に帰ったセィソが母親と魔王幹部の影響で真魔王になるトコらへんとか書けてないんですよねぇ。

 あくまでもハゲ勇者視点での話でしたから。神の視点にしたほうがよかったかな。

 用意したアイデアを、詰め込んで詰め込んで……でも約10万字?単行本1冊に入りきらなかった感じがします。

 金玉ファンネルを股間のソードで切り払うとかもしたかったけど、まぁいいや。

 御雷竹タケミカヅチの左右移動ガウォーク戦闘も書くシーンもなかったなぁ。

 機会があれば、他の作品か外伝で登場するかもです。

 

 それでは「小説家になろう Thanks 20th」作品終了です。

 この作品は、愛と勇気と希望と放屁と金玉と巨乳と貧乳と贅肉と筋肉と悪役令嬢と追放王女と婚約破棄と……その他もろもろ色々混ぜて、リンコフ節で味付けしました。

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― 新着の感想 ―
[気になる点] あれ? 終わりなのに連載中……まだ何かあるのか(;゜д゜)ゴクリ… [一言] クライマックスまでお疲れ様です!! こういう異世界モノもねぇ……個人的には良きだと思います(´∀`*)ウフ…
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