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最臭屁器聖女は勇者パーティーを離脱しました  作者: 凜古風
筋肉令嬢と贅肉王女です

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25/58

リヴァケープ城での生活

 昨日は疲れた。本当に……

 ベッドでは、ベアトリス、タプンツェル、セィソがまだ眠っていた。

 令嬢付きと王女付きのメイドや執事の間でいさかい事が起こらないように、寝室にベアトリスとタプンツェルを一緒に部屋に呼んだワケだ。すると、せっかくなのでセィソも、と……なんでだろ、やってきた3人ともノリノリでした。そんなこんなで、俺の残弾も尽きたんだけど、セィソのスキルが更新されて『金玉ボール活性アクティブ』とか新スキルを使ったもんだから、さぁ大変。おじさんのココ、元気いっぱいになりましたよ。勇者の股間は連続再起動ですよ。

 

 そんなことを考えていると、ドアがノックされた。

「「起床の時間です、お召し物を」」

 声が重なってる。昨日のダブルメイドだろう。

「どうぞ、俺以外はまだ寝てるけど」

「「失礼しまっ……ひぃ、4Pですって。このっ絶倫勇者エロハゲ」」

 君達、俺に対する敬意、全然ないよね。

 悲鳴じみたメイドの声で、女性陣3人も目を覚ます。


「勇者様との夜は凄かったですわぁ。意識が飛びましたわぁ。子種もタップリですわぁ」

「拙者も忍者アサシン職を忘れて、一人の女に戻ったでござる。また孕んだかもしれぬ」

「この『金玉ボール活性アクティブ』のスキル凄すぎるわ」

 そして、ベアトリスとタプンツェルはメイドに服を着せてもらい、セィソと俺は自分で服を着る。


 4人共着替え終わると、

「シーツも布団も、お取替えします」

「うわぁ、汗とかの体液だらけでベッタベタですね」

惨状を目の前にして、ダブルメイドに友情が芽生えたらしい。

「「聖女様がいらしたら、こんなことには……ハァ」」

 息ピッタリ……ため息ピッタリのダブルメイド、「強敵」と書いて「とも」と読む関係?

 聖女はマジメだからなぁ~、1on1しか認めてくれないもんなぁ。独占欲も凄いもんなぁ。ヤバイ、現状を知られることを考えると恐怖が俺を襲う。

「「御正室の聖女様とお会い次第、報告チクリします」」

 放屁聖女にプッコロされる勇者でも見たいんですか?キミ達?


「聖女への報告チクリは禁止ですわぁ」

「せ、世界が滅ぶでござる……やめるでござる」

「「イェス・マイ・マスター」」

 ですよねぇ。と、思っていると

「聖女って、どんだけ怪物やねん」

ツッコミが入った。知らないって幸せですよセィソさん。


「「朝食の準備も進めますので、しばらくしておこしください」」

「今日はプロテインたっぷりで、お願いしますわぁ」

「拙者も今日は脂肪分を摂りたいでござる」

「「承知しました」」

 肉食女子と言っても、筋肉ベアトリス食と贅肉タプンツェル食があるんですか、そうですか。


「お、俺は、夜の体力が回復しそうなメニューでお願いします」

「ウチはおまかせで、よろしゅうなぁ」

「勇者様は、亜鉛の金属板ですね。承りました」

 そういや、金属板でも何でも食べるキャラいたなぁ。って俺じゃない。


「まてぃ、亜鉛サプリは夜の営みに大切だが、そのまま出すな」

「それでは御二方は、いつも通りの一般的な朝食を御準備いたします」

「ああ、それでよろしく頼む」

 そうして、メイド2人と側室ヨメ3人は、この寝室から退出していった。


 俺以外、誰もいなくなった部屋で、どかりと高そうなソファーに座って、ふと昔の異世界に慣れるまでの日々を思い出す。

 俺も贅沢になったもんだ。聖女あいつと二人で冒険していた頃は、金も食料も尽きて大変な日もあった、『〇頭発水カメスプラッシュ』で水には困らなかったけどな。

「そんなトコから出した水なんてイヤァアアアア」って、聖女あいつプリプリしてたっけ。最終的に飲んだけど。

「頑張って、探してやらないとな……」

 そして、昨晩の疲れもあって、ソファーでウトウトしていると。

「つったくよぉ、シーツと布団のネバネバがとれやしねぇ。乾かしたらカピカピになんぞコレ」

「メシだ。エロハゲ、出てこい。ソファーまで汚すなよ」

 囚人のような呼び出しを、ダブルメイドにされました。はい……以後、気を付けます。


 城に居候してから、何度目かの朝食になるが、貴族用の為、味は大変良いのだが……特別メニューの二人の食事は凄まじい。

 バリバリと赤身肉を食する筋肉令嬢ベアトリス。

 モリモリと脂身肉を食する贅肉王女タプンツェル。

「二人とも、よぅ食べはるんやなぁ」

 その姿をキャッキャ喜んで鑑賞しているセィソ。

 久々に見てドン引きしているのは俺だけだったりする。普通の食事はマナー良く食べるのに、肉塊となると食い方が汚い。ホントに令嬢と王女なのかなって思っちゃう。

 そんな、和やか?な朝食の最中に執事が駆け込んできた。


「ベアトリスお嬢様。ゴブリン・スタンピードの第二波が確認されました」

「この街への到着はいつ頃か教えて欲しいですわぁ」

「はっ、放置すると昼過ぎには、この街が蹂躙されるかと」

「よろしいですわぁ。さぁ、食べ終えて準備をしたら、迎え撃ちますわよ」

「「「了解」」」


 そして、ゴブリン♀・スタンピードの迎撃戦が始まる。

タプンツェルのメイドと、ベアトリスのメイドに挟まれて、説教される中年ハゲ勇者。

金玉ボール活性アクティブ』のスキルで、ネバネバを出し過ぎたようですね。


タイトル、お城での「生」活……「性」か「精」に書き換えようかな?


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― 新着の感想 ―
[一言] 性と精、どっちも捨てがたし(ォィ にしてもようやっと出ちゃいましたか活性化的なアレ(;゜Д゜) 夜の世界で無敵になっちゃったよ(;゜Д゜)
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