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最臭屁器聖女は勇者パーティーを離脱しました  作者: 凜古風
筋肉令嬢と贅肉王女です

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24/58

試運転の鎮魂歌

「いいか、真っすぐ走るには、右車輪と左車輪を同じように回すんだ」

 馬車の前輪が駆動する。

「うっひょ~、コレ快適やで、なんぼでも走れるで。真っすぐか、ちょい難しいな」

 右と左のワイバーン金玉駆動力を同じにしないと、真っすぐは難しい。左右の金玉駆動力が異なると緩旋回になってしまう。


「大丈夫。練習あるのみ。それで、右車輪だけ回してごらん?信地旋回」

「おおう、左に曲がる」

「次は、左車輪だけ回してごらん?信地旋回」

「うほほい、右に曲がってるでぇ」

「最後、右は同じように回して、左を逆回転。超信地旋回」

「ひゃあああああ、クルクル回るでぇえええええ」

 馬車は駒のように回るのだった。


「……最後に、両輪を逆回転さえせたら、バックするよ」

「そんくらい、わかっとるわ」

 セィソの頭は、そんなに良くないので、一応説明したら怒られた。

「ん~せやなぁ。ちょっとなぁ、一番つかう前進がなぁ」

 その頭で何か考えている。


「どうしたんだ?」

「なんか、こうスキルで回転量のイメージが難しいんや」

「前後に動かす棒二本でも用意しようか?」

「えーと?なんでや」


 俺は、コブシを二つ作って、棒を握るジェスチャーを交えつつ

「こんな感じで、棒を前に傾けたり、後ろに傾けたりで、回転数のイメージをするんだけど」

 ラジコン戦車のコントローラーのイメージを伝える。

「あーなるほどなぁ。それエエやん」

「じゃぁ、棒の準備だね。どんなサイズがいい?」

「せやな、つかみ慣れたコレのサイズがちょうどええ。あー、おっきい時のな」

 ……俺の股間を掴むな。


「わ、わかった。このサイズに木でも削るよ」

「はぁ?野営の時みたく、スキルでパパッと作ったらええやんか」

「……『〇頭放出樹脂カメスプラッシュ・レジン』か」

「それや、それ」

 仕方がないので、俺はズボンとパンツを下す。


 ----自主規制-----


 まさか、お城の庭で晴天の下、こんなことするなんてね。

 樹脂レジンでアレの型とって、そこに流し込んで、作成しましたよ。

 型取りには、一度アレを大きく固くして、樹脂レジンが固まったてから、柔らかく小さくして抜き取りました。セィソも、ナイスバディで手伝ってくれました。お外での開放感……嗚呼、ところが問題に直面した。


「……コレどなえしょ。めっちゃリアルやん。人前に出されへんヤツやん」

 彼女の両手には、樹脂レジン製の俺のイチモツの立体コピーが一本ずつ。

「モザイクかけないとな」

「ちょっと削ったらワカランやろ」

「ま、まって」

 セィソは装備している黒鋼の短剣で、ゴリゴリ削りだした。

「ひぃ、俺のイチモツを……」

「立体コピーやねんから、痛いワケないやろ」

   ゴリっガリっゴリっ

「なんだか、心が削られる気がする。ああ、カメさんのアタマが…削り取られ」

「うっさいな、も~、アッチむいとき。すぐ終わるさかい」


 むいときか……10代で、むいたとき出てきたカメさんサヨウナラ。

 俺は、残酷な光景から目を背けた。


「ほらっ、できたで」

 俺が再び視界を戻すと、そこには血管や段差といった卑猥さの無い二本のフランクフルトがあった。

「おお、コレなら。見られても恥ずかしくない」

「せやけど、元チ〇コのコントローラーやから、チ〇コンやな」

「ちょっとネーミングセンス。せめてツウィン・スティックとかにしてよ」

「ツウィン・スティック?その名前だと作者のヤツがSE〇Aの思い出を語り出すから、アカンねん」

「メタ発言、やめなさい」

「へいへい、ほなら練習再開するで」

 そうして、両拳にチ〇コンを握ると回転数イメージが簡単になったのか、セィソの馬車の運転は一気に上達した。なんかでもさ、自分のイチモツの立体コピーを両手に掴まれて振り回されるのって、変な気分になるんだよなぁ(遠い目)。


 そして試運転を終えて城内に入ると。

「「お外でもよろしいですので我が主にも子種を」」

 ベアトリスのメイド&タプンツェルのメイドに催促された。

 ……見られてたのね。

「出産後、3ヶ月くらいは開けた方が、体への負担が少ないんだけど」

「「はぁ?負担?そういう配慮でしたの?」」

 ダブルメイドに詰め寄られた。

「そうだよ。屈強な二人とはいえ、大切だからさ」

「「我が主にお伝えいたします。が、負担など気にする必要もありません」」

 そう言って、ダブルメイドは去って行った。


「……ウチばっかり抱いてたらアカンってことやろな」

「そうだな、気を付けよう」

「あとな、ベアトリスとタプンツェル、どっちが先か?でもメイドはん達で揉めるかもしれへんなぁ。まぁ頑張ってや、種馬勇者エロハゲ

「くっ、メイド&執事がいると、色々と気を使わないとな」


 そうして、この夜、俺は自分の部屋にベアトリスとタプンツェル、二人とも呼んだんだ。

 筋肉と贅肉の競演……嗚呼。

〇使った伏字なんですけどねぇ……

なんか「チン〇ン」だと別の言葉イメージするでしょ?


ヒントは冒頭の「試運転の鎮魂歌」というタイトル。

鎮魂歌をレクイエムって読まずに日本語読みでどうぞ。

え?わかっるって?しつこいって?そーですか……

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― 新着の感想 ―
[一言] いっそ三輪車にして前輪駆動にすれば……いやそれじゃパワーが足りないかな? 何にしても大変だなぁハゲ勇者。 いや、自分で蒔いた種だけど(ォィ
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