これでは数の暴力である
「同士達よ! ウーツを一気に制圧せよ!」
「「「「オウ!!」」」」
「小癪な!」
曹操親衛隊は突然現れたかと思えば、寄って集って攻め立てる。
これでは完全に数の暴力である。
数頼みの人海戦術でウーツに挑む曹操親衛隊。
「オラ、オラ、オラ!」
「ボッハッ!?」
「ブッヘッ!?」
「ゴッ!?」
だが、ウーツは一筋縄で倒せる相手ではなかった。
ウーツは火縄銃を右手で振り回して、曹操親衛隊をなぎ倒していく。
「「ギャアアアアアア!!」」
しかもそんな戦い方をしつつ、懐から投げナイフを取り出して曹操親衛隊に投げつける。
投げナイフは百発百中のごとき命中率。
じゃあ、なんで佳には当たらなかったのか?
もしかしたら佳は (主人公じゃないけど) 主人公補正があるのだろうか?
……それはともかく。
曹操親衛隊はウーツに次々と打ち倒されていく。
このままでは、曹操親衛隊が全滅するのも時間の問題だ。
「みんな下がって!!」
ウーツが一方的な戦いを繰り広げる中。
曹操が遅れて現れる。
「ここは私に任せて」
「「「「分かりました曹操様!!」」」」
曹操が一声そう命令すると。曹操親衛隊は一斉に下がる。
「勝負だ! ウーツ!」
曹操は曹操親衛隊が安全な距離まで下がるのを確認すると。
果敢に白兵戦を挑む。
「フン! たった一人でなにができる!」
「――僕達も!」
「忘れてもらっちゃ困るぜ!」
曹操に感化されて佳とクラミーも加勢した。
「同じことだぁ!」
だが、強者三人相手では、流石のウーツも苦戦気味。
流石真打ち曹操といったところか。
「デヤァアアアアア!!」
劣勢を覆そうとウーツは装備。
佳目掛けて強烈なパンチを繰り出す。
「なんの! うわああああああっ!?」
佳は戦斧でパンチを防ぐも。その際に戦斧が砕かれてしまう。
「あぁ!? どうしよう!?」
武器を砕かれたことで佳の頭はアッパラパーになり、パニック状態に。
「佳君何やってんだ! 新しい武器を出せよ」
クラミーはそう指示しますが……。
「戦斧以外持ってないんだよ」
「なぬ!?」
あろうことか佳は武器を一つしか持ってなかった。
「まったく。なんで予備の武器を用意して……ギャアアアア!!」
「クラミー君!?」
クラミーが佳に小言を嫌味っぽく言ってる隙にウーツは、クラミーのボディーに六尺膨で攻撃。
かなり強い一撃だったらしく。六尺膨が折れてしまっていた。
「ヴォ!」
クラミーはダウン。
もう戦えそうになかった。
「わぁ~~~~! どうしよ! どうしよう!?」
そのせいで佳のパニックぷりはマックス。
佳はパニックに弱いのね。
はたしてどうなってしまうのやら……。




