表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
男がゲームで女性キャラクター使ったって、いいじゃねぇか!  作者: 黄金の右脚
決着は意外と呆気なかったの
49/56

やっぱりウーツは強かった


「グッ!」

「フググッ!」

 ならはしとゆかりが活躍する一方。

 苦戦を続ける佳君よしくんとクラミー。

 ウーツのパワーはそれ程強いのだ。

 

 ウーツの強さの最大の理由は、武器の使い方である。

 この世界では、武器は武器スロットにしまっておけば重くないし、荷物にもならない。

 だが、武器スロットに入れておける武器の数には限りがあり。三つまでしかぶきを入れておけない。

 そのため武器を全て破壊されてしまえば素手すでで戦うしかないわけですが。

 

 しかしウーツはみずからの体に武器を括り付けるという荒技あらわざで。

 その武器スロットの数を無視むしした大量たいりょうの武器を使用していた。

 そうすることで様々な武器で多彩たさいな戦いができる訳だ。


『んだけど。武器を出しっぱなしにして重くない?』っと思った読者のあなた。

 ズバリその通りなのです。

 しかしウーツはそれを軽々と操る怪力を持っていた。

 だからウーツは強いのだ。

 佳君とクラミーが、まるで歯が立たないのも納得なっとくである。


「ギョワッ!?」

 クラミーがまたウーツに投げ飛ばされる。

「ヌゥゴツレァ!?」

 クラミーすってんころりん。

 意味不明な言葉を叫びながらのたうち回って痛がる。


「……トドメだ」

 クラミーがすっころんだのをチャンスとばかりに、ウーツは巨大な薙刀なぎなたで仕留めようとするが……。


「クッ!」

 ウーツはクラミーにトドメをせるチャンスに、なぜか攻撃しないでバックステップ。

 距離を取る。

「じーーーーっ……」

 そして、どういう訳かクラミーを真剣しんけん見詰みつめる。

 なお、ウーツの目線の先にあるのは、クラミーのスカートだった。


「まさか!」

 そう。

 佳君の気づいた通り。ウーツはクラミーのめくれたスカートからチラリと見えるパンツを見ていたのです。

 所詮しょせんウーツも男の本能ほんのうにはさからえなかったらしく。

 戦闘そっちのけでクラミーのパンチラをガン見してて隙だらけ。


「今だ!」

 その隙を佳君は見逃さなかった。


「あいやああああああああ!」

 佳君はジャンプして戦斧をウーツに斬りつける。

「ヌゥッ!?」

 佳君の戦斧がウーツの右胸にグサッと直撃。

 ダラダラと赤い血が流れ落ちる。

 だが……。


「浅い!」

 ウーツの傷は浅く、致命傷にはならなかった。

「テメェ!」

 鋭い眼光で佳君を睨み付けると。

「ウラァ!」

 佳君に拳銃を乱射。


「なんのっ!」

 ウーツは六発撃ったが。

 佳君に当たりそうになったのは一発だけ。

 射撃ヘタクソだ!?


 しかも、その1発も戦斧で防がれて、弾は真っ二つに割られてしまう。

 すげぇ!? 斬〇剣みたいだ!


「このアマ!」

 攻撃を防がれたことにウーツは怒りと悔しさのこもった強い眼差しを向ける。

「きゃあ!?」

 これに佳君ビビって怯む。


「フッ」

 ウーツは弾切れの拳銃を捨てて、体にくくりつけてある火縄銃を出す。

「着火!」

 そして火種を手で押し入れて佳君に銃口を向ける。

「!?」

 佳君は蛇に睨まれた蛙のごとく身動きが取れない。


「死ね!」

 まさに一巻の終わりかと思われた、その時である!


曹操親衛隊そうそうしんえいたい、突撃!」

「「「「オーーーーーーッ!!」」」」

 ピンチのヒロインを救うヒーローのごとく。

 曹操親衛隊が大人数で現れて、攻め込んでくる。


「なにっ!?」

 これに驚いてウーツは振り返ってしまう。

「あっ!?」

 そのせいで火縄銃の向きが変わり、発射された弾は佳君を外れた。

 佳君は死亡フラグを回避したのだ。

 と言うよりウーツがミスっただけか。

 

 で、戦いは仕切り直しとなる。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ