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男がゲームで女性キャラクター使ったって、いいじゃねぇか!  作者: 黄金の右脚
決着は意外と呆気なかったの
48/56

女性の時代だからな


されているぞ!」

 ルネ達が大苦戦をいられているとき。その他大勢の冒険者連合軍 (仮) のみなさんもウーツ軍団に苦しめられていた。


「精一杯やってるけど、ムリだよ!」

「持ちこたえるんじゃ!」

 冒険者連合軍 (仮) の方が人数が多いのに押されているなんて、なんと情け無い連中れんちゅうだ。


「もうダメだ! このままじゃみんな殺されちまうぞ!」

 冒険者の一人があきらめてそんなことをくちにしたその時である!


「だらしない男共が! あたし達が退路たいろを切り開くから、それまで持ち堪えなさい!」

 突如とつじょ、おばさん声したパンチパーマのイケメンが現れて、そうさけぶ。

「ゆかり、いくわよ!」

「はい! ならはしさん」

 そして相方あいかたのイカした超マッチョな男 (声はセクシーな女) と共にウーツ軍団にぶち当たっていく。


「オラァ!」

「「「「!?」」」」

 ならはしは中華料理用ちゅうかりょうりようのお玉杓子たまじゃくしをブーメランのように投げて一気に四人も倒した。


「やぁ!」

「「「「!? !? !?」」」」

 ならはしの投げたお玉杓子はゆかりの手に渡り。そして、投げ返す。

 投げ返されたお玉杓子は、別のウーツ軍団の兵四人の股間こかん直撃ちょくげき

 四人共、股間を抑えてもだえ苦しんでいる。

 見るからに痛そう。


 これだけでも凄いが。

 これはまだじょくちだった。


「そうっ! とりゃあ!!」

「ビィッ!?」

「ザュッ!?」

「!?」

 ならはしはお玉杓子をしまい、武器をまな板にチェンジ。

 パワー技でガンガン攻めまくる。

 みぞおち。

 横っ腹。

 脳天のうてん

 まな板をぶつけたり、叩きつけたりして倒していく。


 一方ゆかりの方は鍋蓋なべぶたとフライパンでテクニカルに倒していく。

 この二人の前ではウーツ軍団もまるで特撮とくさつに出てくる戦闘員せんとういんみたいなもんだった。


「強い……」

強者つわものだな……」

 そんな二人の戦う姿に、他の冒険者はあっけにとられる者や、感心かんしんする者などがいたが。

 揃いも揃って呑気のんきにならはしとゆかりの戦う姿をながめている。

 お前達、んなことしてないでサッサと逃げろよな。


「ま、女性の時代だからな」

 イタリアンマフィアふうの美少女 (ただし声は貴族的きぞくてき声質せいしつの男) が気楽そうにそんなこと言う。

 

「「「「うん! その通り」」」」

 その言葉に他の美少女冒険者達 (中身は男) がコクリとうなずきながら相槌あいづちする。

 情けない男共だ。

 

 しかし、外見女の男が、外見男の女を女扱いするのはシュールな光景こうけいだ。

 

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