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ヘンテコ三刀流


「野〇列断!」

「ギャアアアアアア!?」

 ルネが活躍してた頃。

 佳君達三人よしくんたちさんにんは、別の場所でガンガン攻め込んでいた。


「オラオラァ! 鉄のヌンチャクだぞ! 当たると痛いぞ!」

 そう言ってデュークはヌンチャクを振り回すが……。


「ふぐっ!?」

 振り回していたヌンチャクが自分の腹に当たってしまう。

 痛そう。


「あたたぁ……」

 案の定デュークは痛そうに腹を擦っている。

 しかし、レベル1で戦闘経験0のヤツが武器を振り回せば、こうなるのも納得である。


「こんな日に備えて編み出した俺の戦い方を見てくれ!」

 負傷 (?) したデュークを横目に、クラミーが何かやろうとする。


「それ!」

 クラミーは手を空にかざすと、ポンと三つの武器を出す。

 出した武器はカリ棒、蛍光灯けいこうとうソード、そしてなただ。

「クラミー君、いつの間に鉈なんて用意したの?」

 佳君が戦いながら質問する。

 余裕があるのね。

「こないだ買ったんだ」

 クラミーは自慢気じまんげに鼻を鳴らす。


「佳君、驚くのはまだ早いぞ」

 別に佳君は驚いていないが。

 何故かクラミーは言い放った。


「ほんじゃあ見せてやるよ。俺の三刀流!」

「おお! 三刀流か」

「ロ〇ノア・ゾ〇か!?」

 一応佳君は驚いていたが。デュークの方が驚いていた。

 んで、クラミーは三刀流を披露するが……。


「なんじゃこりゃ!?」

 その持ち方にデュークは (悪い意味で) 驚く。

 その理由は……。


「なんで3本目の剣を股に挟むんだ!?」

 そう。クラミーは蛍光灯ソードを股間に挟んでいたのだ。

 なお、カリ棒は右手に。鉈は左手に待っていた。


「全然ゾ〇っぽくないな」

「別にゾ〇を意識して三刀流にした訳じゃねぇよ」

 クラミーはそう言うものの。

 世間では三刀流イコール、ゾ〇のイメージが強い。

 だからデュークがクラミーの三刀流をコレジャナイ感を持つのも頷ける。


「どっちも同じようなもんさ。さあ、いくぞ!」

 しかし、クラミーはお構いなしに敵に突っ込む。


「あんなのでだいじょうぶなのか?」

 などと、デュークは心配しますが。


「ガッパァ!?」

「ヴィピィッ!?」

「ブゥプッウ!?」

 だが、デュークの心配に反してクラミーは大活躍。

 敵をバッタバッタとなぎ倒していく。

 いろいろな意味で凄い光景だな……。


 ◇


「誇り高き曹操親衛隊そうそうしんえいたいの戦士たちよ! 聞け! 我々の目的はただ1つ。我らが主君、曹操様にウーツの首を捧げることだ!!」

「「「「オーーーーーーッ!」」」」

 クラミーの戦う姿に刺激されたのか。曹操親衛隊の人達が、勇ましく進撃を開始。


「みんな、待ってくれ! そんなこと一言も頼んでないよおおおおっ!」

 ただし、肝心の曹操はそれを望んでなかったが……。



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