表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
男がゲームで女性キャラクター使ったって、いいじゃねぇか!  作者: 黄金の右脚
キャラと名前のイメージは大切だ。新しい名前を考えよう!
29/56

この世界のいろいろな事と自宅事情


 アバターの外見の事で少々話が脱線したものの。すぐに軌道修正。

 俺達は委員長から、この世界のいろいろな事を教えてもらった。

 それにより、様々な事が判明。

 

 まず、この世界の地理の事だ。

 俺達は、この世界は一つの大きな大陸があるだけだと思っていたが、それは間違っていた。

 実際には、東西南北とうざいなんぼくの四つの地方に分断されていて、俺達がいるこの地方は『西にし大陸たいりく』だと言う。

 なお、西の大陸は四つに分断された地方の中で最弱と言われており。強力なモンスターや凶悪な犯罪者は殆どいない。

 だが、それ故に平和な地方とも言える。

 

 なお、この世界は今『ひがし大陸たいりく』にいる亜人の王『亜王あおう』の侵略行為によって、西の大陸を除く各地で抗争状態になってるらしい。

 要するに、ロールプレイングゲーム特有の『魔王に支配されちゃった』系だな。


「でも、ゲームのパッケージに書いてあるストーリーを読んでたら、知ってるはずなんだけど」

「そりゃあそうだ。だって、んなもん読まないもん」

 マサが委員長に行った様に。俺達は細かな説明書きを読む事は殆どない。

 基本的に俺達は面倒めんどくさがりだから、説明書きや説明書などは読まない派だ。

「そう言う事ですか……」

 そんなんだから委員長は反応に困っていた。


 さて、その後も俺達は委員長からアレコレ教えてもらったが。

 その説明は、また別の機会で。


 ◇


「すっかり遅くなってしまったな」

 空を見てみると、日が沈み始めていた。

 つい調子に乗って話がすっかり長くなってしまった。


「それでは私は、そろそろ家に帰るとしようかな」

「家? 宿屋じゃないのか?」

「はい、そうですよ」

「家なんてあったのか……」

 この世界で家持ちに会うなんて初めてだ。

 どんな家か気になるな。


「……あの~。宜しければ見てみまさか?」

「いいんか?」

 自覚はなかったが、俺は気になる素振りをしてしまったらしく。委員長は察してくれた。

 さすが委員長。

 んで、俺達は委員長のお宅にお邪魔する事に。


 ◇


「ここか……」

 家とか言ってかが。連れてこられた場所は、団地だった。

「なんかカ〇フーハッスルに出てきた団地みたいだな」

「確かに」

 まあ、アレも中国の映画だから、街のイメージと合っているな。


「しかし、街の端にこんな場所があったのか~」

 駆け出し冒険者の街チャイニーをあれこれ調べたつもりだったが。

 俺達がこの世界に来て高々数日。

 まだ調べてない区域や、なんの建物か分からない建物も少なくなかった。


「それじゃあお宅訪問! お宅訪問っ!」

 などと訳の分からないテンションで、マサは委員長の部屋に真っ先に入ろうとするが。

「おじゃまします~」

 横から佳君よしくんが入ろうとする。

「南州〇郎さんか!」

「一番~」

「ぬおっ!? 先を越された!」

 マサが佳君にツッコミを入れてる隙 (?) に、佳君が先に部屋に入った。

 

「へぇー。これが曹操君そうそうくんの部屋か~~」

 佳君が委員長の部屋を見回す。

 委員長の部屋は、俺達が泊まってる宿の部屋とさほど変わらない小さな部屋。

「狭いな」

「その事は私も、そう思う」

 部屋の狭さには、委員長も狭いと感じたらしく、不満足そうだった。

「家賃いくら?」

 さっきからマサはズカズカと委員長に質問しているが。

 家賃を聞いてくれたのはナイス。

 家賃が安ければ、宿屋暮らしから団地住まいに変更しようと考えてるからだ。

 はたして、気になるお値段は?


「家賃は、月千五百マルクですよ」

 団地の方が割安だった。


「そいつはいいな♪」

 これにより、俺達は住まいを団地にする事を決定した。


「そう言えば委員長は、仲間とかいないのか?」

 俺が考えてる間に、またもやマサが委員長に質問している。

「仲間? えぇ、いますよ」

「女か?」

 マサの目がギラつく。

「はい、二人共女性ですよ」

「おぉ~! 二人もか!」

 この事にマサのテンションが意味もなく上がる。

 肉食系男子か! おのれは!!


「紹介してくれ!」

 両手を合わせ、拝むかの如くマサが委員長に頼む。

 マサは女絡みだと本当にガツガツしているな。

「それはまたの機会で」

 しかし委員長はマサを鼻であしらう。

 やり手の営業マンか! お前は!?


「ねぇー、それはいつだ? いつなんだ!!」

 鼻息荒く、マサが委員長の胸ぐらを掴む。

 凄い迫力だ。

「マサ君、ちょっと落ち着きなよ」

「そうだぞ! マサ、がっつき過ぎだ!」

 俺と佳君は興奮気味のマサを宥めようとした。

 しかし、マサは委員長にしつこく聞いた。

「やばい。逆効果だった……」

 これでは火に油である。


「とりあえず二人に聞いてみますので。今日はこの辺で勘弁を」

 さすがの委員長も、マサの気迫に押されて、やむをず紹介する約束をさせられる。

 ほんと、女絡みのマサは交渉事でも、勝負事でも強いな。

 欲望を刺激すると、実力以上の力を発揮するタイプだと推測される。


 ◇


 さて。

 その後俺達は大家さんに入居希望を出しに行った。

 すると案外簡単に団地に入居する事ができた。

 なお、だいたい予想がつくと思うが。三人で一部屋の契約だ。


「それじゃあ必需品を揃えるか」

「「だな」」

 んで、定住のための必需品を買い揃えるのであった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ