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いざ銭湯!!
さて、あれから俺達は平常心を取り戻すのに小一時間を費やす。
女慣れしてない脆い精神。情けなく感じた。
……まあ、女慣れしてない事は置いといて。
俺達は風呂に入る。
風呂屋の浴室は昔ながらの銭湯そのもので、銭湯富士も描かれている。日本の古き良き銭湯だね。
しかし、俺達はそんな物に感動してる場合ではない。
今俺達は自分達の裸を見ないように必死なのだ。
もし見てしまえば、また鼻血ブーするのは目に見えている。
そんなんだから俺達は目を閉じた状態で風呂に入った。
「……」
やる前は良かったと思えたが、その感覚は視覚障害者になった気分。
おまけに目を閉じた状態は、頭の中でイメージが膨らみ、かえって興奮してしまった。
これも思春期男子の悲しき修正か。
俺達は浴槽で恥ずかしそうに縮こまっていたのだが。
「キャー! チ〇コ~♪」
男湯から嬉しそうな、女の悲鳴が聞こえた。
おそらく声の主は、体が男の女プレイヤーだろう。
彼女も自分の体に性的興奮してる模様。どこも同じなんだなあ。
とは思うものの。この悲鳴を聞いたお陰か、少し冷静になれた。
『自分達もこの人と同じ』。そう思うと不思議と気分も落ち着く。
で、風呂を楽しんだが。出るタイミングを逃して三人共のぼせてしまう。




