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~初等科2年生の梅雨の出来事~

今回は、初等科2年生の梅雨前後の出来事を紹介します。

今年もじめじめした梅雨がやってきました。先月のゴールデンウィークには北海道を観光したり、ゴールデンウィーク明けの週は学園内の田んぼで田植え体験をしたりしました。習い事では、綺麗な着物を着て地域の茶会に出席したり、水泳では一般コースで最高の一級まで取れました。ちなみに一般コースでは、一級~十級まであります。選手コースになると、上から「Sクラス」「Aクラス」「Bクラス」「Cクラス」の4等級になります。私は、お母様に薦められて選手コースで習うことになりました。そして6月から「Cクラス」に入りました。「Cクラス」は、練習が週2日に増えますが、時間帯を選べるので何とか大丈夫そうです。「Aクラス」以上は毎日練習があるそうですも可愛がられています。


そんな日々を過ごしていると、ふと『日野(ひの) 朝葉(あさは)』ちゃんの事を思い出しました。梅雨入り前の、今月の始めに弟が産まれたのだそうです。しかし、朝葉ちゃんはとても寂しそうです。そこで私は朝葉ちゃんとお話をすることにしました。


その日は朝から本降りの雨が降り続いていました。私は休み時間等に朝葉ちゃんに何とか会おうと学校中を探しました。そして放課後にようやく朝葉ちゃんを見つけました。朝葉ちゃんは突然泣き出しました。私が理由を訪ねると、家に帰りたくないそうです。朝葉ちゃんは、弟が産まれたことで、両親はようやく男の子が産まれたと喜んでいるのですが、その為、両親は自分の事に構ってくれなくなってしまったのだそうです。更に、朝葉ちゃんは弟が産まれてから、学園に電車で通っているのだそうです。弟の幼児教室の送り迎えが忙しくて、車で送ってくれないのだそうです。家に帰っても遊び相手がいなくて、とても寂しいと言っています。そこで私は、朝葉ちゃんと一緒に駅まで歩く事にしました。朝葉ちゃんは、黄色い長靴に黄色い傘で、夏服の白いセーラー服とよく合っています。髪型は私と同じような短めのおかっぱで、まるで姉妹のような感じです。私はわざと水溜まりに入ったりしてはしゃいで見せました。すると、朝葉ちゃんも水溜まりにバシャッと入りました。私たちは雨の街を歩き、駅に着きました。駅で別れたときの朝葉ちゃんは、私が慰めた甲斐もあり、とても笑顔でした。

そうして、朝葉ちゃんと定期的に遊ぶことを約束しました。

その後、私は急いで学園に戻りました。高尾が車で迎えに来る前に戻らなくては何かと面倒です。濡れた道路を走ったので、長靴や靴下は水が跳ねてしまいました。それだけならまだ良いのですが、慌てた私は、学園の門から初等科の校舎まで近道をしようとして通った舗装されていない土の所に溜まった泥々の「水溜まり」に「バシャン!」と転んでしまいました。また制服を汚してしまい、今度もお母様にしかられてしまうのです。


作者より、

今後もお楽しみ下さい。

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