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~妃袈、初等科2年生になる~

私は初等科2年生に進級しました。

そこで、新しく仲良くなった新1年生の子ができました。今回はその子の紹介も含め、お楽しみ下さい。

2年生になりました。

初等科のクラス替えは2年毎(ごと)なので、クラスは去年と同じです。

そして弘貴(ひろたか)お兄様は中等科から高等科に上がりました。校舎こそ変わるものの、同じ学園の敷地にあるので、私とお兄様は今まで通り学園の正門まで一緒に登校することができます。登校と言っても執事の高尾が運転する車で送ってもらうだけなのですが、やはり話し相手が多いほうが楽しいものです。

私には、2年生になった事で、もうひとつ変わった事があります。それは下級生が出来た事です。今までは上級生に「可愛い子ね~」等と言われるだけの立場でしたが、今度は下級生にも対応しなくてはなりません。

そして入学式の翌日、君鸞会(くんらんかい)姫峰会(きほうかい)のサロンに新1年生が挨拶をしに来ました。どの子も色白で天使のような子ばかりです。艶のある髪の毛には天使の(リング)が光り、黒目が大きめの(まなこ)は純粋に目の前に広がる豪華な空間を見つめていました。新1年生の皆は緊張していましたが、高学年の先輩が「皆、方の力を抜いて。リラックス、リラックス」と言うと、少し場が(なご)みました。正直、2年生の私も緊張していたのが事実です。でも、皆純粋で良い子ばかりだったので安心しました。子の時点では、あの『平野君武(ひらの きみたけ)』君のような独裁者オーラを放っている子はいませんでした。しかし、平野君は相変わらず先輩方に可愛いがられています。知識が豊富で難しい事は知っているのに、意外と簡単な事が抜けていたりするのが可愛いのでしょう。更に、平野に限らずですが、彼は男の子としては贅沢なほど艶のある黒髪で声も高くて清んでいます。歌うときは誰よりも大きな声で歌ったり、進んでリーダーシップを取ることが多い子なので、先生方からもかなり期待されているようです。そして平野君の親友である『今井貴仁(いまい たかひと)』君と『加藤慶伍(かとう けいご)』君は、同級生の中で、彼と対等に話し合える事ができる数少ない存在です。他の君鸞会メンバーの同級生である「松田」君や「南部」君は、比較的気が弱く、優柔不断な性格なので、何でも直ぐに決めてしまうタイプの平野君にはあまり自由に物が言えないのが現状なのです。


私は2年生になってから、新しく仲良くなった新1年生の子がいます。

その女の子は『日野(ひの)朝葉(あさは)』ちゃんです。日野家は公家の末裔で元華族の家柄です。朝葉ちゃんは桜子ちゃんと似た清楚な和風少女のオーラを出しています。そして彼女の良いところは、返事がとても上手な事です。私や先輩にいつも「はい!」と清んだ声で可愛らしい返事をします。

そんな朝葉ちゃんには、もうすぐ弟ができるそうです。今まであまり他の子と遊んだりしなかったそうなので、とても楽しみにしている反面、なんだか少し悲しそうにも見えました。

私はお兄様がいるので普段から遊び相手には困りませんでした。しかし、他の子の多くはけっこう孤独なのだと知り、あの平野君や今井君が退屈そうに見えた理由もようやく解りました。

今後も楽しい学園生活が続きますように。

それではごきげんよう♪

日野朝葉ちゃんはとても清楚な和風少女でした。髪型は私に近い『乙女刈り』でした。入学式に向けて切られたと言っていました。朝葉ちゃんのお母様もかなり教育ママのようです。

今後も色々な子と仲良くしていきたいです。

それではごきげんよう♪


作者より、

今後もストーリーが進むに連れて、登場人物が増えていくので、混乱してしまう方もいるかと思います。ですので、ぜひ作品を読み返して、登場人物を再確認すると、内容を理解しやすいかと思います。

今後もお楽しみ下さい。ごきげんよう♪

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