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体育で膝を擦りむく

ゴールデンウィーク明けのある日、私は体育の授業で怪我(けが)をしてしまいました。

ゴールデンウィークが明け、再び通常授業(つうじょうじゅぎょう)が始まりました。

初等科(しょとうか)での国語や算数は面白くて良いのですが、問題は体育です。普段からあまり歩かない生活を送っている私は走るのが遅く、縄跳びや鉄棒もできません。運動神経(うんどうしんけい)がほぼ0(ゼロ)の私は、体育で転んだりして怪我(けが)をしないか いつも不安でした。


そして(つい)に、不安は現実になってしまいました。50メートル走の練習中、ゴールデンウィークの疲れのせいか、足がふらふらしてしまい転んでしまいました。咄嗟(とっさ)に手をついたのでお顔は大丈夫でしたが、両膝(りょうひざ)を同時に()りむいてしまいました。とても痛くて、膝からは出血していました。私はその場で泣いてしまいました。

すると、体育の馬場先生がやさしく私を背負い、保健室へと運んでくれました。私は、馬場先生がこれからどうなるのかが少し不安でした。特にお母様が学校に対して不信感(ふしんかん)(いだ)かないかがとても不安です。

私は保健室で膝にクレラップと包帯を巻かれました。

その後、何とか歩けるくらいに回復し、教室に戻りました。教室に戻ると、朱梨(あかり)ちゃんと桜子(さくらこ)ちゃんが真っ先に「妃袈(ひめか)ちゃん。大丈夫ですか」と()()りました。

流石(さすが)は優秀な取り巻き……と幼心に思いました。

問題はそのあとです。私が怪我をしたことがお母様に知られてしまいました。私は、あの優しくて顔もカッコいい馬場先生がピンチ!と思い、お昼休みに学園にやって来たお母様と馬場先生をはじめとする先生方のところへ行きました。

「お母様、お待ちください。馬場先生は悪くないのです。私がいけないのです」と言い、馬場先生を何とか弁護(べんこ)しようとしました。

お母様は、とても過保護(かほご)なので必要以上に心配性(しんぱいしょう)です。そんなお母様の感情を抑えることができるのはこの場では私しかいません。てすので、私はお母様に土下座に近い姿勢で馬場先生を何とか守りました。

何とか、馬場先生はお(とが)めなしで済みました。

私はあんなに優しくてイケメンな馬場先生と離れるのがいやなのです。


そうして、色々な事があった一日が終わり、屋敷に帰ると、案の定 お母様は「妃袈さん。お膝は大丈夫ですか」と言ってきました。

私は、最も手短に済む受け答えをして、その場をしのぎました。

そうして、入浴の時間になりました。…膝が痛くならないか不安です。案の定とても痛くて、目から少し涙が出ました。

膝の傷がはやく治るといいな。

皆様、次回もお楽しみ下さい。

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