~楽しいゴールデンウィーク~ その3
私、城常院妃袈の小学1年生のゴールデンウィークのお話です。
特に印象に残っているのは、沼津のお父様の釣り仲間「黒ひげのおじさん」です。
静岡での楽しい5日間のゴールデンウィークは、私が初等科に入学して以来の初めての旅行ということもあり、とても印象に残っています。
一日目、二日目は、前々回、前回で紹介しましたが、今回では三日目、四日目、最終日の概要を紹介します。
三日目は、浜松方面へ行きました。浜松城に行き、三方原の戦いの様子を学んだり、徳川家康公の人生を学んだりしました。午後は、浜名湖に行き、雄大な自然に圧倒されました。
四日目は、伊豆半島の方面へ行きました。文学やドラマの舞台になることもある伊豆は、どこか別世界の雰囲気を漂わせる魅力がありました。
最終日は、ホテルに置いてある荷物をまとめなくてはならないので大変です。普段からお部屋を片付ける事が苦手な私は、ほとんどお兄様と高尾に手伝ってもらいました。入りきらないお土産などはお兄様の荷物に入れました。こういうときも頼りになるので お兄様が大好きです♪
そして、最終日は駿河湾で海釣りを体験します。
城常院家がなぜ釣りを…? と思う方もいらっしゃると思いますが、実は私のお父様は釣りが趣味で、静岡県のとある取引先の代表取締役と釣り仲間なので、今日もその方にお会いするそうです。
そして、私はその方との会話を和ませるための材料であることは言うまでもありません。6歳でもそれくらいはわかります。
海に着くと、私は早速 子供用の釣竿を持ち、ライフジャケットを着て、赤いゴム長靴を履いて、作業用のゴム手袋をはめて、ヘルメットを被り、お母様に日焼け止めを塗ってもらい、万全の準備で船に乗りました。少し動きにくかったのですが、城常院家の可愛い娘なので、怪我でもしたら大変だからこんなに重装備になるのだな と幼心に思いました。
そして、初めて出会う黒ひげのおじさんに
「はじめまして。妃袈です。お世話にります」
と挨拶をしました。
するとその黒ひげのおじさんは、
「可愛いお嬢ちゃんだね~」と言い私のさらさらのおかっぱ頭に手を置きました。私は少し気はずかしかったのですが、その手はとても大きくて優しかったです。
ちなみに、船に乗ったのは 私とお兄様とお父様、そして黒ひげのおじさんの四人です。お母様は、高尾と陸で紅茶を飲んでいます。お母様は船酔いが心配なようです。
黒ひげのおじさんは、船を沖へと進めました。
お父様と黒ひげのおじさんは、とても沢山釣れていました。私とお兄様はあまり釣れません。
そこで私は、ある駆け引きに出ました。
「あ~あ、釣れないな~」と猫なで声で黒ひげのおじさんに近づきました。(駆け引きが成功すると、黒ひげのおじさんに教えてもらえる。駆け引きが失敗すると海に落とされてお母様にしかられる)と思いながら…(笑)
駆け引きは成功しました。黒ひげのおじさんは、私と一緒に竿を持ってくれて、とても親切に教えてくれました。そして、小さい魚を何匹か釣りました。
そんなこんなで、とても楽しいゴールデンウィークでした。
東名高速道路を東京方面へと向かい、首都高速を通り、自宅へと向かいました。途中、渋滞にも巻き込まれましたが、そこはやはりお兄様としりとりなどをしてしのぎました。
私「しりとり」→お兄様「りょうり」→私「りす」→お兄様「スカイツリー」→私「りんご」→お兄様「ゴムまり」→私「リサイクル」→お兄様「瑠璃」……
結局は
私「も~ お兄様ったら。「り」が多すぎます!」
となりました。(笑)
東京の城常院邸に着きました。目白御殿ほどではないのですが、一辺が25メートルくらいの正方形に近い土地で、都内にある住宅用の土地としてはそこそこ大きいです。
私は早速、汗をかいてしまったお洋服を脱ぎ、浴室へと向かいました。ぬるめのシャワーを浴び高尾が用意してくれた部屋着に着替えて、明日の学校の用意をしました。
その後、食堂で夕食を食べ、洗面所でお兄様に全身にベビーパウダーをぬってもらい、台所で牛乳を飲み 自室のベッドに行きました。
そして、楽しかったゴールデンウィークを振り返りながら、眠りにつきました。
楽しいゴールデンウィークでした♪
静岡のホテルはサービスが完璧なので最高です。
静岡県は観光名所も多くて、飽きない工夫が満載です。
皆様も、妃袈が行った場所を観光してみるのも良いですよ♪
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