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魔剣蒐集録Ⅱ  作者: 健康な人
5章:当然と構造の寓話
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【燃え広がる炎】

【燃え広がる炎】


 その炎は、自分以外を照らした時に不浄を清めるそうだ。

 その炎は、真実に誓いを守り。

 その炎は、誠実に約束を守り。

 その炎は、純粋に寄り添ってくれる。


 ――しかし同時に、この炎は荒れ狂うとも聞く。


 その炎は、誓いを忘れさせるそうで。

 その炎は、約束を裏切る様に囁くそうで。

 その炎は、とても移り気であるとも聞く。


 ――一体、どちらが本当の姿なのか。


 身を焦がすように熱いのに、無くなっても冷たくはない。

 理解できそうで、理解できない。

 でも、それが当たり前だ。


 だって。

 この炎は、いつだって1人では燃えてくれない。

 気付いた時には、2人に燃え広がっているものだ。

 だから炎は、いつも2つの顔を持っている。



 ~~~~~~~~~~~~~~~


 永遠に燃える炎……を封じた時に産まれたと伝わる器。

 炎が失われるか、引き継がれるのか。

 それは、注いでみないと分からない。

 だからこそ、人は注いでしまうのだろう。

 何だかんだと、理由を付けて。


 ~~~~~~~~~~~~~~~



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