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魔剣蒐集録Ⅱ  作者: 健康な人
4章:崩壊と再生の寓話
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【名刀:神無月】

【名刀:神無月】


 神無月、と呼ばれる時期がある。

 それは黄金の実りが神からもたらされる時期だとも、

 豊穣の収穫に手を取られて神に祈れない時期だとも伝わっている。


 ただ、まあ。

 あまり神を見かけない時期なのは、おそらく皆の共通だろう。

 故にその時期は、神無月と呼ばれるそうだし。


 しかし、最近おかしなことがある。

 なんというのだろうか。

 黄金の実りも例年通りに増えているし、

 神に祈りも捧げているのに。

 しかし不思議と、美しい黄金の景色を見ることが少なくなった。


 ――きっとこれは、神がどこかに出かけているに違いない。


 そうしてその国では、神を探すために一人の若者が旅立った。

 神を探せる、そう信じて。


 神無月は、今も変わらずそこにある。

 ただ、見え方だけが少し変わっていて。

 名刀と呼ばれるこの刀は、関係のないなにかを切ったそうだ。


 ――そして人は、まるで神が人を拒絶したように振舞った。




 ~~~~~~~~~~~~~~~


 実りに似た色の鞘を持つ、美しい名刀。

 神に呪われているとも伝わっており、

 今ではその刃が振るわれることはない。

 神は、今でも見つかっていないと伝わっている。


 ~~~~~~~~~~~~~~~


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