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魔剣蒐集録Ⅱ  作者: 健康な人
3章:飽和と正しさの寓話
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【聖剣:大樹の守り】

【聖剣:大樹の守り】


 ある日のある時、荒廃した大地に住もうとした人々がいた。

 人々は小さな木を植えて、その木を大事に育てたそうだ。


 やがて、努力の甲斐があって木は大きくなっていた。

 その木は、様々な恵みをもたらした。

 太陽に焼かれぬ涼しい影を。

 喉を潤す水を。


 やがて人が増え、木が大きくなり……

 住んでいた人々は、ふとこう思ってしまった。

 ――ちょっとぐらい、手入れの金を削ってもいいのではないか?


 そして暫くの間、少しだけ手入れが雑になった。

 しかし、恵みは変わらなかった。

 やはりそうだ。

 考えは間違っていなかった。


 そして、これは不思議な話なのだが。

 木は、枯れていても倒れないと言う。

 大抵の場合、倒れてから木が枯れていると気付くのだ。



 ~~~~~~~~~~~~~~~


 かつてとある国に普及していた聖剣。その一振り。

 この聖剣は、恵みを力に変える事ができた。

 そして恵みとは、やがて常識と呼ばれる。

 この聖剣は、はたしていつ力を失ったのだろうか。


 ~~~~~~~~~~~~~~~



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