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魔剣蒐集録Ⅱ  作者: 健康な人
3章:飽和と正しさの寓話
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【心地良い反響】

【心地良い反響】


 ……はぁ……ああ、あんたか。

 いやぁ、実は商売で失敗してね。

 耳が痛いってやつだよ。


 ――なんだ、愚痴に付き合ってくれるのか?

 ありがたいね。

 じゃ、ちょっと愚痴らせてもらうよ。


 耳障りの良い言葉は多いじゃないか。

 で、耳に入れたくない言葉も、やっぱり多いだろ?


 だろ? 俺もそう思う。

 だから、こんな魔剣を仕入れたんだよ。

 聞きたくない言葉を聞かなくて良くなる。

 そんな魔剣さ。


 こりゃ売れる、と思って説明したら……洗脳と何が違うんだ? と返されてね。

 いや、全く耳が痛いよ。

 思わず俺が使いたくなったぐらいさ。

 ……一応聞いとくけど、この魔剣が欲しくなったりしないかい?



 ~~~~~~~~~~~~~~~


 かなり安くしてくれたので買った魔剣。

 聞きたい言葉だけが聞こえるようになるらしい。

 魔剣は使わなかったが、

 これを買えば商人は愚痴を言わなくなった。


 ~~~~~~~~~~~~~~~



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