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魔剣蒐集録Ⅱ  作者: 健康な人
3章:飽和と正しさの寓話
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【減らなくなった力】

【減らなくなった力】


 ある時、学者は天才的な発見をしてしまった。

 なんと、怒りが力であることに気が付いてしまったのだ。


 学者は、己の気付きに戦慄した。

 これは、ある種の永久機関である。

 ――今すぐ学会に発表するべきではないか?


 しかし、少しだけ冷静になってこうも思う。

 ――いやまて、危険なのではないか?


 学者は恐ろしいエネルギーの扱いをどうするか悩みぬき、

 考えに考えた末に、世間に発表した。


 無限のエネルギーを得た世界は、少しだけ騒がしくなった。

 学者は世界が壊れなかったことに安堵したが、

 こんなものなのか、と少しだけ不満だった。


 とはいえ、これは学者も悪かった。

 後に別の学者には「あなたが発表したのは怒りではない」と怒られた。

 不純物が多いと、煙も多いのだ。




 ~~~~~~~~~~~~~~~


 とある学者が作り出した、無限のエネルギー……だと伝わる、文字の羅列。

 読む事ができれば無限のエネルギーを取り出せるそうなのだが、

 読む事ができる人間は読みたがらない。

 なんでも、この文字を読むと疲れるそうだ。


 ~~~~~~~~~~~~~~~



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