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魔剣蒐集録Ⅱ  作者: 健康な人
2章:高潔と支配の寓話
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【理解した気になる病】

【理解した気になる病】


 こんにちは。

 いや、今日は魔剣を売りに来たんじゃないんだ。

 売るのは薬さ。

 隣の国で変な病が流行ってるらしくてね。


 なんでも、病じゃなくて、もしかして何かしらの魔剣の効果なんじゃないか……

 なんて言われてるんだ。

 勿論、噂さ。実際は知らないよ。


 まあ要するに、なんか「分かった気になってしまう」病気なんだって言うんだよ。

 ――いやいや。突っ込まれて聞かれても、俺も分からないよ?

 病にはかかってないさ。だから、この病のことがよく分からない。

 ほら、病気は持ち込んでないだろ?


 という訳で、こいつが薬だよ。

 飲んでおけば、物事が簡単に分からなくなるんだってさ。

 本を最後まで読んでも、首を傾げるようになるらしいよ。

 病にかかったら、読まなくても頷くらしいけど……ほんとなのかね。


 ――そっちの方が危なくないかって?

 さあ……どうなんだろうね。

 でもまあ、そこはほら。よく言うじゃないか。

 良薬は口に苦し、ってね。



 ~~~~~~~~~~~~~~~


 隣国で広がる、不思議な病……への特効薬だと商人が言っていた薬。

 魔剣の効果ではないのかとも噂されているらしいのだが、

 真偽は誰も知らないらしい。

 少なくとも、この薬を飲んだものは、

 理解が終わりではなく始まりであることが理解できず、頭を悩ませるらしい。

 そして、薬が切れてこういうのだ。

 この薬、魔剣なのではないか? と。


 ~~~~~~~~~~~~~~~



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