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魔剣蒐集録Ⅱ  作者: 健康な人
2章:高潔と支配の寓話
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【己を見る鏡】

【己を見る鏡】


 この魔剣は、なんと己を見る鏡なんだ。

 ……鏡なんだから、自分の姿が映るのは当たり前だろうって話をしたい訳じゃないぞ?

 ほら、大事なのはこっちだよ。


 この小さい鏡が何かって思うだろ?

 こっちの鏡はね、なんと大きい鏡が映したものを見えるのさ。こんな風にね。

 どうだい、便利だろう?


 ――便利だけど、自分の目で見ればいいじゃないかって?

 分かってないね、お客さん。

 この鏡をいろんな場所に置いておけば、なんだって見れるじゃないか。

 そう、なんだってね。

 だから、安心だろう?


 ――なら、どうして売れてないのかって?

 お客さんも言ってたじゃないか。

 自分で見た方が安心できるからさ。

 俺も信頼を大事にするから、当然使わないよ。


 欲しくなったら売るよ。

 ただし使い過ぎれば目か頭が悪くなるらしいから、気を付けな。

 事故が起きた時、目の前じゃなくて鏡を見たって笑い話があるからね。



 ~~~~~~~~~~~~~~~


 映っているものを見せる鏡。

 非常に便利なのだが、使い過ぎれば鏡が曇ると噂される。

 鏡には、変わらず何かが映っている。

 鏡は、曇っていない……ように、見えているのだが。


 ~~~~~~~~~~~~~~~



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