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魔剣蒐集録Ⅱ  作者: 健康な人
2章:高潔と支配の寓話
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【王冠と呼ばれる魔剣】

【王冠と呼ばれる魔剣】


 かつてこの魔剣は、力なきものが王へ至るために作られた魔剣であったそうだ。

 誰が作ったのかは知らない。

 しかし魔剣を振るったものは、少なくとも気高かったのだ、とは言われている。


 そして今では、最も力のある王が振るっている。

 少なくとも人々は、力ある王に気高さを見ている。


 この魔剣は、いつしか王になれる者を探すための魔剣ではなく。

 王と呼ばれるための魔剣になっていた。


 王とは、不便なものである。

 しかし、王には不便なりの便利を持つ。

 故に強者は王者を目指す。

 だからこそ、王者は入れ替わる。


 この魔剣を使って王になった者は、

 やがてこの魔剣によって切り裂かれる因果を帯びる。

 故にだろうか。

 この魔剣を持ったものは、貴さをあまり語らない。



 ~~~~~~~~~~~~~~~


 もっとも気高いものが振るった刃だとも、

 最も力あるものが振るった刃だとも伝わる魔剣。


 この魔剣を振るえば王になる事ができるそうだが、

 王より強いものもいるらしい。

 故にこの魔剣は、王冠と呼ばれている。


 ~~~~~~~~~~~~~~~



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