第49話 制作(4)
《ドン!》
《ドン!》
《ドン! ドン!》
ぼくと子供たちの前に幼児ようのマウンテンバイクに何となく似ているかな? 仕様のコロつき自転車がサラの助言通りに1台・2台・3台・4台と子供たちが喧嘩にならないように現れたから。
種族が違えども、何となく似ている親子五人が仲良く、自分たちの目が飛び出るほど驚愕しながら。
「うわぁあああああああああっ!」と。
僕が絶叫を上げると。
「すげぇえええええええええっ!」
「凄いー!」
「きゃぁあああああああああっ! 何~、これ~?」
「……瀬名、これもらっていいの?」と。
晋作、美麗、江乃、瀬名の順に驚愕し、この中で一番のおチビな瀬名が、自分も自転車1台もらっていいのか? とぼくにモジモジ、ソワソワと可愛く尋ねてきたから。
ぼくはマジで娘って可愛いな! 萌え萌えだな! と思いながら。
「……パパがみんなが喧嘩にならないようにと1台づつ用意をしたから、瀬名のもちゃんとあるよ」と教えれば。
「やった~! やった~!」と。
瀬名は両手を上げ、ジャンプしながら身体全体で喜びを表すけれど。晋作の奴は男の子だから活発で……。
「うわぁ~、マジですげぇ~、早ぇ~」と歓喜しながら。
コロつき自転車だけれど素早い走りやブレーキかけをしては楽しみ始める。
それを負けず嫌いなのだろうか? 美麗が自分も出来るのだと言わんばかりに素早い走りや動きをしながら。
「──晋作! ちょっとあんた~、待ちなさいよね~」と。
「──お父上さま~、見て~! 見て~! 凄いでしょう~? わらわは何でもできるのだから~!」と。
先ほどまでは江乃の方がツンツンして、今流行りの悪役令嬢さまって感じだったけれど。今は美麗の方が幼少期の悪役令嬢さま仕様……じゃじゃ馬娘ぶりをぼくに披露するから。




