第23話 大変だ!(6)
僕のことを「浮気男! 死ね! 糞が!」と怒鳴り、侮辱しながら容赦なく蹴りを放ってくる。
しかも回し蹴りまで食らわせてくるのだ。
それもぼくの小さな子供たちが見ている前で、ぼくは床に膝をつき、「うぅ、ううう」と惨めに呻る。
「──サラ! マジで痛いぞ! いい加減にしないと、プラウムの言う通りぼくも本気で怒る! そしてサラ! お前にお仕置きするぞ!」と睨みつけて脅した。
「……なんで藍華姉ちゃんと彩は、仲良く三人ずつもいるんだよ!? 正直、ぼくにはさっぱりわからない。幼い頃から会ってきた藍華姉ちゃんと彩は、いつも六人が三人ずつ仲良く、喧嘩しないように入れ替わり、ぼくと会って仲良くしていたと言うことのか?」
先ほどから、ぼくがサラに蹴られているのを「クスクス」と笑い、チラリと横目で見るだけで素知らぬフリをしている薄情なシルフィーとアヤの二人へと僕は問いかけた。
そう夫を軽んじては『ロウロウ』、『パチンパチン』と小気味いい音を立てながら僕に蹴を入れてくるガキの彩に聞いても無駄だからだ。
僕は幼少期から覚えた空手の技の受け技を使用して、サラの回し蹴りをガード!
『パチン! パチン!』と弾き返しながら。
僕はエルフのシルフィーとアヤに尋ねる。
「まあ、そんな感じですかね、陛下。ふ、ふふふ」
「ええ、お姉さまの言う通りですね、健太……」
(お願い)
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