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僕は主夫業しながら子育て支援! 異世界スローライフを女神様達と子供達の為に頑張ります!  作者: かず斉入道


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第16話 絶叫! (5)

「……ん? むにゃむにゃ……。何、この声 男の人の絶叫みたいだけど……エリエ母さま……?」


 褐色の肌に黒髪を持つダークエルフの少女が寝ぼけながら呟く。


 あっ! ごめん、寝ているのをおこしたみたいだね、とぼくは思いながら。


 ぼくの瞳に映るダークエルフの少女は、オーク種族のエリエや美麗とは違い。


 その子はお姫さまと言うよりも、巫女のような雰囲気で、巫女さまカットと呼ばれる髪型もしていた。


 そんな容姿のダークエルフの少女の目が完全に冷めると、お約束の展開が訪れる。


「うぎゃぁぁぁぁぁっ!」


「ぎゃぁぁぁぁぁっ!」


「おんぎゃぁぁぁぁぁっ!」


 今までぐっすり眠っていた他種族の赤ちゃんたちが一斉に目を覚まし、仲良泣き出す。


「うわ~!」


「きゃ~!」


「うるさい!」


 小さな大和撫子風のダークエルフの少女と美麗の二人は仲良く、自分たちの大きくて可愛い笹耳を押さえながら、赤ちゃんたちの元気な泣き声に負けじと絶叫する。


「……これはたまらん……全部あんたのせいだ……やっと寝かしつけたのに……」


 育児疲れでげっそりとした顔のエリエが、ぼくへと不満をぶつける。


「……エリエ、ごめん……いや、ごめんなさい。申し訳ない……」


 そう、エリエに謝罪をするぼくには、もはや『誰だ! この子たちは? 誰の子だ?』と問い詰める気力すら残っていない。


「みんな~、ごめんね~、パパがわるかったよ~」


 ぼくは泣く赤ちゃんや美麗……。


 そして謎のダークエルフの少女に謝りながら異世界ファンタジーのラブコメらしく、なんとなく《《全員ぼくの子供なんだろうな》》と父親の勘で悟ってしまう。





(お願い)


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