第14話 絶叫! (3)
「ばんざい!」
「ばんざい!」
「ばんざい!」
ぼくは美麗の小さな手を握ったまま万歳三唱し、そのまま優しく微笑みながら見つめ、娘の小さな頭を撫で続けた。
「……本当に可愛いな、美麗……。可愛い、可愛い、可愛い……。自分の娘がこんなにも可愛いなんて夢にも思わなかった……。本当に可愛いな、美麗は……。可愛い、可愛い……」
ぼくが飽きることなく微笑みながら頭を撫でていると。
「……陛下……そろそろ他の子たちも見に行ったらどうだ? エリエも陛下が美麗の頭を撫で終わるのを首を長くして待っているようだぞ? 美麗は嫁に行くまではこの神殿にいるのだから、いつでも会える。他の子たちも見に行ったらどう? あっ、ははははは」
えっ! あっ! もしかしてアイカとエリエは、ぼくが娘を愛しすぎるから焼きもちを焼いている?
う~ん、いや、さすがにそれはないか?
ぼくが脳内でこんなことを思案していれば。
エリエは苦笑いを浮かべつつ。
「まあ、私は御方が飽きるまで待っていてもいいが……他の子たちが目覚めて泣出したら大変だから部屋へ戻りたい気もすると思うから。言っただけだが」と言葉を返してきたから。
ぼくの気のせいという奴だろ?
しかしアイカの方は笑顔ながらどこか顔が引きつっているような気がする……ぼくの気のせいかな?
ぼくはそう思いながら。
「うん、わかった」と頷き。
「──じゃ、アイカ、行ってくるね」と告げ。
愛する妃へと手を振った。
(お願い)
レヴュー・星・感想・ハート等を軽い気持ちで頂けると励みになりますのでよろしくお願いしますm(_ _"m)




