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唯一無二の蓄電池

作者:パテうめ
 雑魚。糞の役にも立たない。糞の方が役に立つ。嘲笑された事は数知れず。
 不良にだって負けるし、女の子にだって負けるし、子供にだって負ける。
 俺は戦闘能力がゼロの男。
 ただし、魔力だけは尋常じゃない程溢れていた。
 でもそこはやっぱり戦闘能力がゼロな男。
 魔力を腕力に変換出来ない。
 魔力を魔法にすることが出来ない。
 魔力だけ溢れている宝の持ち腐れ。
 弱すぎるという意味でつけられたあだ名は数多く。
 その中の一つはあまりにも皮肉が効いていた。
 『蓄電池』
 溜め込まれた大量の魔力も、放出する方法がなければ無意味で、何の役にも立たない。
 魔法は万能で、魔法で全ての事が出来て、魔法が全てを支配し、それ故僅かばかりにしか電気が発達していない世界。
 電気よりも魔法の方が便利なのだから仕方ない。
 嘲笑される電池という存在。有効活用出来る物が無ければ、電池だけ有っても意味がない。
 自分は弱いと理解している。
 だったら。

 ――俺が弱いなら、守ってくれる人が強くなれば良いじゃない。



※個人サイトにもうp
プロローグ
2018/03/22 21:00
お願い
2018/03/25 21:00
赤字娘と蓄電池
2018/03/26 21:00
変化
2018/03/27 21:00
エピローグ
2018/03/28 21:00
デルフィ1 始まりと膝の中
2018/03/29 21:00
デルフィ4 私の幸せ
2018/04/01 21:00
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