サイコキューブ
1週間後、妻の遺品整理をしている
最中に謎の物質がクローゼットから
出てきた、サイコロとダイスを
組み合わせた様な
所々隆起している謎の物体。
しかも拳ぐらい大きい。
色は角度によって変化して
パッと見は銅や銀のように見える。
幹人「ん?なんだ?これは?」
思わず眉をひそめる。
こんなものが何のために
クローゼットの中に
あったのかわからないが
妻から何も聞いていないことが
尚のこと不気味に思えた。
もっと良く観察すると
文字のような謎の刻印と
何かを挿入するための
差し込み口まで見つけた。
調べれば調べるほど謎の物体は
普通ではない存在だと感じる。
触ると金属みたいに冷たいが
質感はプラスチックのような
触感だったあまりにも
作り込まれている。
幹人「よし、こいつをとりあえず
サイコキューブと呼ぼうか。」
サイコキューブと名付けつつ、
今度は同じ箱の中に
更に気になる物が入っていた
USBメモリーの様に見えるが
刺す部分が明らかに普通と
ことなりトゲトゲしていた。
もしやと思いサイコキューブに
嵌めると「シーン・・・」
幹人「いや、何も起きないんかい!」
っと突っ込みながら
騒いでいると波瑚がやってきて
波瑚「パパ1人で何騒いでるの?」
幹人「いや、クローゼットを整理してたら謎の物体があって」
そう言いながらサイコキューブを
差し出して
幹人「パパはこれをサイコキューブと名付けたよ」
どっちが子供かわからない
テンションで伝えると
波瑚「ちょっと貸して」
手を出して可愛く言う
我が愛娘にキュンキュン
しながら渡すと
何やらじっくり全体を見ると
波瑚「分かった!」
何が分かったのか
尋ねようとした瞬間
「カチャリ」と音がした。




