プロローグII
愛莉
企画、デザイン、プログラミングなど1人でこなす天才
おだやかでありながら非常に頭が良く大ヒットゲームを数多く生み出した事からゲーム業界の女神と呼ばれていた。
葬儀が行なわれた。
妻の知名度や業界に与えた
影響を考えると計り知れない。
大勢の参列にも感謝しなければ
いけないが正直今はまだ妻が
亡くなったことに現実味がなかった。
波瑚や莉愛や兄貴も一緒に
愛梨のことを見送った。
兄貴「しかし、凄い嫁さんだったな。」
幹人「そうだね。結婚出来たのが奇跡ってレベルで何でも出来る人だった。」
泣く波瑚を抱きしめながら
昔がフラッシュバックしていた。
初めて会った時
愛莉「貴方が幹人くんね?私が総合プロデューサーの愛莉よ!よろしくね♪」
初めてシナリオを褒められた時
愛莉「私、アナタのシナリオ大好きだわ!」
初めて賞を取った時
愛莉
「ついに私達の作品が認められたわね」
幹人
「愛莉さんは何度も取ってるでしょ?」
愛莉
「アナタとの合作では初めてでしょ?
それがとてつもなく
嬉しくて仕方ないのよ!」
初めてのデート
愛莉「ねえ私達付き合わない?
絶対に上手くいく自信があるわ!」
幹人「先に言われちゃったな。自分も同じこと考えてました。」
プロポーズ
幹人「結婚してください!ずっと愛莉さんと一緒にいたい!幸せにしたい!」
愛莉「これ以上幸せになったらどうなっちゃうのかしら?一緒に確認ね。」
出産
愛莉「私達の天使が生まれたのね」
幹人
「ああ!ほっぺがマシュマロみたいだ」
涙が溢れていた。
必然だった。
最愛の人を亡くしたのだから




