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ハレベルの魔女殲滅  作者: 椿フィナ
第2章 青い炎の秘密編
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4 尾行したい


「カフェでデートなんてきゅんきゅん!!!かわいすぎる!!!!」


「…。」


まんまとフィリアの言葉にのせられて、俺は…


「ふふふ~。今日は愛のキューピットになるべく!ハレベルちゃんたちを追跡します!

もちろんラムソ君もついてきてもらうわよ!!」

「は…?」


「何言ってんだこいつ。」という顔で返事したものの…

こっそりとフィリアから告げられた言葉に乗っかってしまった。

いや訂正させてくれ。乗っからざるおえなかったんだ…。


「それにしてもハレベルちゃん…変な色のドリンクを飲んでいるわね…。」

もう時はすでに遅しで、あれよあれよとハレベルとデオラデを尾行している。


ハレベルたちが門に集合するなり一瞬にしてトランスポートしてしまったので

追跡不可能なのでは、と思ったのだけれど…


「たぶん隣町では!女の直感!友情の証!!たぶんあそこ!いきましょ!」

と言ってフィリアは的を得た場所があるのか、俺たちもすぐにトランスポートをした。


「私ってほんとすごいわぁ、だってもう見つけちゃったんですもの。」

「おまえのその…いや…すごいとおもいます、はい。」

俺は若干引き気味で答えてあげた。

まさかの直感的にトランスポートした先でハレベル達をしっかり確認することが出来たのだ。


このフィリアとかいう女…こぇえ…俺は心の中でそう思ったけど口には出さなかった。

とにかく今は、カフェでお茶をしている2人を監視しているところだった。


「これまじでバレたらめっちゃ怒ると思う…ハレベルが…。おまえ嫌われても知らないぞ。」

「大丈夫よ!ばれないバレないっ!遠くからそ~っと見ているだけじゃない!!」

フィリアは「大丈夫!」と言わんばかりに何度もウィンクをしてきた。

その自信はどこから来るんだ…。


「俺だって暇じゃないんだからな、もうそろそろ俺は帰るぞ…。」

「だめよ!これからが大事なのに!デオラデ君が変なところに連れ込まれても良いの!!?だめでしょ!!」

「おまえ…。」


この女は何を言っているんだ…。

ハレベルと友情関係を築けているんだから、このフィリアも相当変わっているんだろうなと思った。

あぁ実際一緒に少し過ごしてみると変わってるなと感じる…。

ハレベルは基本1人でいて、女友達なんてフィリアくらいしか思い浮かばなかった。

2人の出会いはなにで、どのへんが相性がいいのか気になるところだ…


「もしかしてハレベルちゃん…告白するのかな…?」

「はぁ!?そんなわけ…」


いや、そんなまさか…

でもたしかに、ハレベルは今まで何度もデオラデを連れ出して2人の時間を作っていた印象があった。

人に興味がなさそうな女って思っていたけど、実際はそんなことないんだな、なんて思った。


「ふぅ…このカフェタイムが過ぎたら、次はどこに行くのかしら…。

まずいはね…もし、デオラデ君のご実家に挨拶ということにでもなれば、それこそ場所は分からないわよ…。」

「おっおまえなに言って…。いや…ほんと何言って…。」


「う~ん、とにかくトランスポートさせずに、このあたりで告白をしてくれると助かるんだけど…。いや、もう実家への挨拶が先になるのかしら…、ひ~ん気になるわどうしよう…!!!」

隣で勝手に気に病んでいるフィリアを横目に、俺は大きくため息をついた。


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