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ハレベルの魔女殲滅  作者: 椿フィナ
第1章 実習試験合宿編
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7 混乱

「ああああああああああああああああああああああああああああっ!!」


「デオラデ兄ちゃん、そんなに驚かないでよ。」


目の前にいる人は、僕の頭の記憶にあった彼と一致していた。

姿と声…全てが一緒だった。


そこには、僕と同じ顔をして同じ声をした…まるで僕の写し鏡のような

そっくりな…そっくりな…僕の…


「な、なんでっ…なんで…ぁっ…。」

動揺からか、上手く言葉が出てこなかった。

全身から汗が吹き出し、視界がぐらついた。


目の前にいる彼はにこっと微笑んだ。


「こ、これも変身…魔法…?」

変身魔法だとはわかっていたけど、目の前の彼があまりにも…

あまりにも本物とそっくりで言葉が出なかった。


目の前の彼は僕の腕をそっと掴んだ___

「ここまでされても、君は僕に従わないのかい?」

そう言った彼は…元の僕を蹴り飛ばした男の顔と声に戻っていた。


「なっなんで…、なんで僕の…っ」


「…あぁ残念だなぁ。あともう少しで彼らが来てしまうよ。」

彼は何かを察したかのように遠く斜めの方向を見つめた。


「良かったね、君は運がいいや。

でもきっと君は僕にまた会いたくなるよ____。

僕の願いを叶えてくれるなら、君の願いも叶えてあげよう。

もし、君の想いが固まったら、ぜひ僕のもとに来て欲しい____。」


「願いっ…。」

僕は頭の片隅で、先ほどの顔が浮かんだ。


僕の…願い…


「もうすぐ彼らが来そうだ。さよならデオラデ。また今度ね____」

そう言うと彼は、僕の視界からスッと姿を消した。


しばらく何も考えられず、ただただぼーっとどこかを見つめていた。


「…ジュンニ…」


限界が来たのか、意識が朦朧として、僕はその場に倒れこんだ。

そこからの記憶は何もない

でも、久しぶりに呟けた名前に僕は______________________

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