表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
41/50

第39話 回廊_二次戦役5/6

 砦の上から戦場を見ていると、手前の激しい戦いに目を奪われるほど、その後ろで人を動かしている者を見落としやすくなる。


 クラリスの前には、敵の二個小隊が壁のように立ちはだかっていた。

 その少し外側には、次に前へ出るための小隊が待機している。

 そのあいだを、伝令が走っている。

 さらに後ろには、小隊に合図を送り、前進のタイミングを決めている指揮役までいた。


 もう、ただの乱戦ではなかった。

 クラリスの周囲では、三十人規模の小隊が、後ろからの指示で順番に前へ押し出されていた。前を塞ぐ隊、横へ回る隊、次に入る隊が、ばらばらに見えて、実際には一つの形として噛み合っている。


 だからエミリアは、目の前の兵ではなく、その一歩後ろを見るようになっていた。


「……あっちです」


 エミリアは、前の二個小隊ではなく、そのさらに後ろを指した。


「前を塞いでいる二隊ではありません。その後ろです。あの人が生きていて、指示を出し続ける限り、次の小隊がまた入ってきます」


 第三列の列指揮官は、目を細めてその先を見た。


「遠いな」


「はい。ですから、届く人でお願いします」


 第二列右端の射手が、小さく言った。


「やります」


 列指揮官が見る。


「いけるか」


「さっきよりは伸びます。……たぶん」


 その「たぶん」が、いまはもう頼もしく聞こえた。

 射手は杖先を少しだけ前へ向け、後方にいる誘導役へ狙いを定めた。


 細い光が伸びる。


 距離は遠い。

 届くか届かないか、そのぎりぎりだった。


 だが、後ろにいた誘導役の体が、はっきりと跳ねた。


 倒れはしない。

 それでも一歩下がる。


 その一瞬だけで十分だった。

 本来なら前へ出るはずだった次の三十人が、減速したからだ。


 エミリアはその止まり方を見て、下の戦場より先に、別の視線を感じた。


 正面やや右。

 アドリアン少将がいる位置だった。


◇◇


 アドリアン少将は、もう三度、同じ現象を見ていた。


 敵の小隊運用は巧みだ。

 前へ出る隊がいる。

 横へ回る隊もいる。

 それなのに、最後の最後で、次の小隊が入ってこない。


 兵が怯んだのではない。

 動きが下手だったのでもない。

 前へ押し出す役目の兵が消えたわけでもない。


 後ろから小隊を動かしていた者だけが、止められている。


「殿下」


 副官が声をかけた。


「右翼、整列しました」


 アドリアン少将は正面を見たまま短く答えた。


「うん」


 視線の先では、クラリスがまた一つ敵小隊を焼いて前へ抜けようとしている。

 その抜けた先を、別の三十人が塞ぎに行く。

 だが、その後ろを走っていた伝令が途中で崩れる。

 今度はさらに後ろの誘導役が、遠距離から撃たれて下がる。


 その結果、前へ出るはずだった次の小隊が、戸惑って一歩遅れる。


 少将は小さく笑った。


「上手いね。敵の包囲手順を意図的に壊しているのか」


 副官が一歩寄る。


「でしたら」


「ああ」


 アドリアン少将は頷いた。


「次の小隊が入ってこない隙があるなら、それを偶然で終わらせるのは惜しい」


 副官の目が鋭くなる。


「進めますか」


 少将は、第二軍本軍の隊列を見た。

 まだ崩れていない。

 損耗は出ているが、正規の重厚な横列はびくともしない。


 その右翼には、少し前から少しずつ広げさせていた線列があった。

 前へ突っ込むためではない。

 厚みを減らさず、いつでも横へ伸ばせるように準備させていた線列だ。


 準備は済んでいる。

 いま必要なのは決断だけだった。


「右翼戦列、前進」


 副官がすぐに復唱する。


「右翼戦列、前進!」


 少将は続けた。


「横列を崩すな。前列は盾を揃えろ。第二線は槍を密に。第三線は剣士。第四線は弓。厚みを維持せよ」


「はっ」


 そして最後に言った。


「クラリス少尉の前へ進む」


◇◇


 右翼の部隊が、ぴたりと横へ揃った。

 角笛が短く鳴る。

 盾の縁が一斉に揃う。

 槍が同じ角度で持ち上がる。


 それまでこの部隊は、厚みを重ねて、大部隊の突撃を受け止める陣形を取っていた。

 正面からの圧力を受け止めるには向いている。

 だが、そのままでは横へ長く伸びることはできない。


 そこへ、アドリアン少将の「広げよ」という命令が入った。


 畳まれていた厚みが、右へ、さらに前へとほどけていく。

 重なっていた列が解け、長い一本の戦列になっていく。


 それは三十人ずつ寄せ集める小隊の動きとは違った。

 最初から「戦列」として敵を押し包むための動きだった。


 ある国では、これを鶴翼の陣と呼ぶ。

 鶴が翼を大きく広げ、ゆっくりと羽ばたくように、長い横陣で戦場を払っていく陣形である。


 厚く畳んだ陣をほどき、長い横陣に変える。

 その伸ばした翼で、戦場をゆっくり払う。


 まさにその動きだった。


 横へ伸びた第一線が、クラリスのいる方向へじわりと進む。

 前へ一直線に突っ込むのではない。

 横に長いまま、少しずつ前へ圧をかける。


 すると、クラリスの前を阻んでいた、三十人小隊が後退を始めた。

 後退した小隊は、さらに後ろの小隊とぶつかる。

 もたつけば、その後ろの伝令や誘導役が砦上から撃たれる。


 これは一つの小隊を粉砕する動きではなかった。

 散っていた小隊群を、端から順に押しのけ、掃いていく動きだった。


◇◇


 クラリスは、次の三十人を焼き払ったあとで、ようやく戦場の様子が変わったことに気づいた。


 敵の進路の先に、横一列の部隊が見える。


 小隊ではない。

 もっと長く、もっと整っている。

 盾の向きが揃い、歩幅も揃い、横に広がったままこちらへ進んでくる。


 最初に「敵ではない」と分かったのは、槍の向きだった。

 ノルディカ兵の小隊とは並び方が違う。


「あの横一列の部隊……あれは味方よね?」


 思わず口に出る。

 部下たちも戸惑った顔でそちらを見た。


 その列は止まらない。


 まっすぐこちらへ来るのではない。

 こちらの前へ横から差し込み、そのまま長い線になって伸びてくる。


 敵の小隊が一つ、その線に押されて内へ後退する。

 後退すれば次の小隊とぶつかる。

 さらにその外の小隊も押される。


 ついさっきまでクラリスの周囲に鱗のように重なっていた敵小隊が、右から左へ順に掃かれていった。

 味方の横陣が、戦場そのものを拭っていくように見えた。


 クラリスは眉をひそめる。


「待って。あなた達は?」


 先頭近くの小隊長が、進みを緩めずに答えた。


「我々は第一軍の応援部隊です」


 それだけでは終わらなかった。


 横列は、そのままクラリス隊のすぐ前まで来る。

 だが、真正面からぶつかってくるわけではない。


 先頭の盾兵が半歩だけ外へずれる。

 その後ろの兵も、槍先を少しだけ上げる。

 さらに隣の兵も足を少し運び、馬が通れる幅だけを残しながら、そのまま横へ流れていく。


 大きな合図があったわけではない。

 止まって道を譲ったわけでもない。


 長い陣の流れを保ったまま、一人一人がごくわずかに形を変え、クラリス隊を踏まず、薙がず、そのまま通り過ぎていく。


 そのすれ違いざま、先頭近くの兵が言った。


「お疲れ様です」


 次の兵も短く続ける。


「お疲れ様です」


 それはまるで、持ち場交代の挨拶だった。


 あまりにも自然で、あまりにも簡潔で、クラリスは一瞬だけ目を丸くした。


 助けに来たのだ。

 しかも、恩着せがましく庇うのではない。

 ここから先は自分たちが受け持つ、と形で示している。


 通ったあとの兵たちの目つきは鋭く変わり、槍を握り直す。

 戦列の相手は、クラリスではない。その先の敵なのだ。


 副官が叫んだ。


「隊長、周りに敵がいなくなりました!」


「見れば分かるわよ」


 クラリスはそう返した。

 返した直後だった。


 ふっと、腕から力が抜けた。


 杖を握っていた指がゆるむ。

 肩が落ちる。

 さっきまで前へ押し返していた気力が、その一言で役目を終えたように消えていく。


「……え」


 自分の声が遠い。


 助かった。

 そう頭が理解した瞬間、それまで張り詰めていたものが一気に緩んだ。


 息が浅い。

 腕が重い。

 脚に力が入らない。


 馬に乗っているだけのはずなのに、それさえ辛い。


「隊長!?」


 副官が馬を寄せる。

 クラリスは返事をしようとしたが、うまく声にならなかった。


「……もう……いいわね」


 ようやく出た言葉は、それだけだった。


 前にあるのは、さっきまでの危うい隙間ではない。

 砦上が伝令と誘導役を落とし、第一軍が掃討し、その二つが重なってできた空間だ。


 回廊。

 そう呼ぶのがいちばん近かった。


「……回廊、ね」


 掠れた声でそう言って、クラリスはもう体を支えきれなくなった。


 上体が前へ崩れ、馬の首筋に伏せるようにもたれかかる。

 手綱を持つ手からも力が抜けた。


 けれど、馬は跳ねなかった。


 耳だけを後ろへ動かし、一度だけ主人の重みを確かめるように首を揺らすと、そのまま歩速を少し落とした。


「隊長を囲め!」


 副官の声で左右から二騎が寄る。

 だが、どちらも手綱を奪わなかった。


 奪う前に、クラリスの馬が自分から砦側へ向きを変え、味方の騎馬が通る列へ自然に入っていったからだ。


 前を行く馬が半歩ずれれば、それに合わせてずれる。

 横から戻る味方が寄れば、ぶつからないだけの間を取る。

 敵兵の死体や折れた槍が落ちている場所では、足場を選ぶように少しだけ首を振り、無理のないところを踏んで進む。


 クラリスはもう、ほとんど起き上がれていない。

 首筋へ伏せたまま、ときどき肩がかすかに上下するだけだった。


「……返事がない」


「息はあるぞ!」


 副官は横についたまま答えた。


 それでも馬を急がせない。

 急がせなくても、その馬は味方の流れから遅れず、しかし無理に走りもせず、主人を落とさない速さで戻っていった。


◇◇


 砦の上では、エミリアもその変化を見ていた。


「……広がってる」


 第三列の列指揮官が頷く。


「右翼ですな」


 それは一気に突き崩す前進ではなかった。

 むしろ慎重だった。

 厚みを減らさず、崩れず、受けながら、ただ横へ長くなる。


 少し前にアドリアン少将が出した命令が、これだったのだと、エミリアはそこでようやく理解した。


 砦上の狙撃だけでは退路を広げることは出来ない。

 次の小隊が差し込むのを遅らせることはできても、そこに受け止める味方がいるわけではない


 だから少将は、先に戦列を準備していたのだ。

 次の敵小隊がうまく入ってこないと読んだ時点で、その隙へ自軍の戦列を伸ばし、偶然の空きを味方の支配域に変えるために。


 エミリアは胸の奥が熱くなった。


 自分たちが作っていたのは、ただの細い退路でしかなかった。

 伝令と誘導役を落としてできたその道を、下で誰かが受け取り、味方の安全地帯として完成させてくれていた。


「第三列、そのまま伝令と誘導役を撃ってください」


 声が、前よりもはっきり出る。


「はい」


「いまは前の兵を倒す必要はありません。退路を塞ぐように小隊を動かしている人だけを落としてください」


 列指揮官も、もう迷わなかった。


「第三列、伝令優先!」

「第四列、誘導役を見ろ!」

「近い敵兵は二の次だ! 本軍の前の敵は本軍に任せろ。次の小隊を通そうとしている者を止めろ!」


 細い光がまた走る。


 走っていた伝令が崩れる。

 誘導役が肩を打たれて下がる。

 出るはずだった三十人がまた止まる。


 その遅れの分だけ、第一軍の横列が伸びる。

 戦列の裏へ騎馬魔法士隊が残される。そこにはもう敵はいない。


 その先頭近くで、クラリスがもうほとんど起き上がれていないことに、エミリアはそこで気づいた。


「……クラリス」


 思わず声が漏れる。


 ついさっきまで馬上で背筋を伸ばし、火を払っていた姿とは違う。

 いまはもう、馬の首に伏せるようにして、部下に囲まれながら戻っている。


 列指揮官も、それを見た。


「限界でしたか」


 エミリアは小さく頷く。


「たぶん、ずっと前から」


 だからこそ、いま崩れた。

 助かると分かったから、もう立っていられなくなったのだ。


◇◇


 敵側では、小隊を指揮する者がいなくなったため、判断が鈍り始めていた。


 指示を失った小隊は迷う。

 迷えば止まる。

 止まれば、正規の隊列に撃破される。


 一つの小隊が下がる。

 すると隣の小隊の横腹が空く。

 横腹が空けば、その小隊もまた下がる。


 撤退する小隊が増えれば、さっきまで作れていた戦列そのものが薄くなっていく。


 砦の上からでも、敵兵たちの顔色が少しずつ変わっていくのが分かった。


 接敵してしまえばたしかに魔砲は死ぬ。

 そこまでは敵の思惑通りだったのだろう。


 けれど、接敵したとしても、こちらの本軍がそう簡単には崩れるわけがない。

 そこにたくさんの小隊を投入し、さらに一撃しては引かせることを繰り返していけば、いずれ本軍といえども損害は蓄積されるという作戦だったのだろう。


 しかし、

 小隊長は撃たれる。

 隣の小隊はいつの間にか後退している。

 自分たちだけ前へ出れば横腹が空く。

 もう一度小隊を集結させようとしても、右翼の伸びた戦列が逃げる幅を狭める。

 小隊の数が徐々に減っていく。

 勝てる形が見えなくなる。

 その瞬間から、士気は落ちる。


◇◇


 騎馬魔法士隊は、ゆっくりと戻っていく。


 副官が先頭で、第一軍の作った回廊へ馬を歩かせる。

 左右を部下が固める。

 中央では、クラリスの馬の周りへ二騎、三騎と自然に寄る。


「止まるな! 戻るぞ!」


 その声で、隊の動きが揃った。


 第一軍の面が敵を受け止める。

 砦上の狙撃が伝令と誘導役を落とす。

 その中を、騎馬魔法士隊が帰っていく。


 さっきまで自分たちで切り開いていた道を、いまは味方に守られながら帰っていく。

 そのことに安堵する者もいた。

 悔しさを覚える者もいた。


 だが、誰も口にはしない。


 まず戻る。

 話はそのあとだ。


 隊の中央で、クラリスの馬だけは不思議なほど落ち着いていた。

 主人が前へ身を預けても乱れず、左右に味方がつけばそのまま隊の芯へ収まり、誰に引かれなくても帰るべき方角を間違えなかった。


◇◇


 アドリアン少将は、その形が出来上がるのを見て、ようやく頷いた。


「よし。通った」


 副官が言う。


「間に合いました」


「一応、間に合わせるつもりで広げたが、よかった」


 少将が少し前から広げ始めていた面は、やはり無駄ではなかった。

 その時点で読めていたのは、あくまで可能性だけである。

 だが、可能性があるなら、戦場では先に形だけは作っておくべきだと判断したのだ。


 少将は戻ってくる騎馬魔法士隊へ視線を向け、そこで小さく眉を動かした。


「……ああ、あれはもう空っぽだね」


 副官も見る。


 隊の中央で、クラリスが馬上にうつ伏せのまま戻ってくる。

 自分で姿勢を保つのもやっとという有様だった。


「よく持たせましたね」


「持っていたんじゃない。切れるまで使い切ったんだよ」


 少将の声から、軽さが少しだけ消えた。


「敵は」


「深追いはするな。正面は列を保ったまま前進。翼は押し幅を守れ。敗走する敵を無理に追う必要はない」


 冷静な判断だった。

 このまま押し続ければ敵はさらに崩れる。

 だが、後退を止められた兵は死兵になることがある。死兵は厄介で、こちらも無駄な損害を出しかねない。


◇◇


 もう、敵の位置は遠い、狙撃魔法杖の射程距離を超えた。

 もう狙撃ができる距離ではない。


 砦の上では、エミリアが城壁に手を置いたまま、その回廊を見ていた。



 これは、ただの偶然ではない。

 ただの救援でもない。


 砦上で伝令と誘導役を落とし続けた狙撃。

 準備されていた右翼の展開。

 そして、いま前へ出すと決めたアドリアン少将の判断。


 その全部が重なって、ようやく戦場の中に一筋の通れる形ができたのだ。


 騎馬魔法士隊がその中へ入ってくる。

 まだ完全に安全ではない。

 それでも、さっきまでの消えかけていた退路とは、もう違う。


 列指揮官が低く言った。


「戻れますな」


 エミリアは下を見たまま頷く。


「はい」


 だが視線は、先頭ではなく中央へ引き寄せられていた。


 クラリスはもう、馬の上で起き上がれていない。

 首筋に伏せるようにして、ぐったりとしたまま戻ってくる。


 でも、生きている。

 戻ってきている。


 それだけで十分だと分かっているのに、胸の奥が痛くなる。


 あれほど強く見えた人も、限界を越えればああなる。

 むしろ、限界を越えていたからこそ、あそこまで前へ出られたのだ。


 胸の奥で、ようやく張り詰めていたものが少しだけ緩んだ。


 まだ戦いは終わっていない。

 けれど、戻る道はもう偶然ではない。

 味方が、形として作ったのだ。


 砦の上から見えるその細長い通り道は、森の中の街道よりずっと不安定で、血と土にまみれていた。

 それでも確かに、そこにあった。


 戦場の真ん中に、味方が作った回廊があった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ