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青春生き残りゲーム  作者: さきこ
青春生き残りゲーム 第3章
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第29話

氷室の鞄をつかんで動きを止める

びっくりした氷室が振りかえる

私の姿を確認して睨みつけた


「・・・何をするんだ・・・危ねぇだろ」

「もうわけがわからなくなってきた!気が付けばずっと同じこと考えてるの!」

「おいこら・・・やめろ!」


私は氷室の鞄をつかんだまま

左右に揺らす

何かに当たってないと気持ちがおさまりがつかない


「考えていたら動悸までしてきたの!これって病気!?何科に行けばいいの!もうやだぁ!」

「落ち着け、危ない!殺す気か!」

「殺す気ならもっと本気で襲いかかるわよ!」

「開き直るな!」


「なによ・・・ななちゃんの話は聞けるくせに私の話は聞けないというの!」

「なんでそんな話になるんだよ!っていうかそれが話を聞いてほしい態度か!」


氷室は大げさにため息をついて

私の腕を引っ張った


「ここじゃ目立つから屋上に行くぞ」


自分でやっておいてなんだけど

しぶしぶでも話を聞いてくれたりする当たり

こいつ結構お人好しなんだろうか



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