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第27話
「香奈ちゃん!今日は生徒会あるの?」
「今日はないよ」
「じゃあ、みんなで帰ろうよ!ななちゃんがおいしいクレープ屋見つけたんだって」
「いいね、行こうか」
「和馬くん!香奈ちゃん行けるって!」
「本当?みんなで行ったほうが楽しいもんね」
まどかと和馬はなんてお似合いなんだろう
美男美女というのは言うまでもないけど
空気がいいよね、ほのぼのしていて
「行こう!」とまどかに腕を引っ張られて玄関に連れて行かれた
そこにはすでにななちゃんと氷室、そして森村くんが待っていた
何やら氷室と森村くんが揉めている
なんだ?と思って近づくと
ななちゃんの隣を歩くか歩かないかで争っている
森村くんって、いつななちゃんのこと好きになったんだろう
1年生のころはそんなそぶりまったくなかった
けど、2年生に上がるころにはななちゃんに付きまとっていて
ものすごく好き!というオーラを出していた
鈍いななちゃんは全然気づいていないけど
どこで気づくの?
友達として好きというのと
異性として好きの境目はどこなの?
なんでみんなそれができるの?
「・・・・・・ごめん、私やっぱり帰る」
「香奈ちゃん?どうかした?」
「ううん!なんでもない!誘ってくれたのにごめんね!」
頭が混乱してきた!
許容量オーバーだ
今はとりあえず休みたい!




