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第38話
「そうだな・・・・ヒメだもんな・・・長期戦覚悟か」
森村くんがボソっとつぶやく
それに氷室が大きく頷いた
何の戦いだ?あ・・・そうか・・・
「わかった!森村くんが怒ってる理由!」
「マジで?オレの熱意が伝わった?」
「森村くんって、氷室のこと好きなんでしょ!」
「は?」
氷室と仲良くするのが気に入らないのも
彼女がいると嘘をつくのも
氷室のにおいがするなんて気持ち悪いことをいうのも
全部・・・
「私に嫉妬してるんでしょ!」
「なんでそうなるんだよ!」
それだったら納得!
特定の彼女を作らないのは
氷室のことが好きだからなんだ!
同性同士の恋愛・・・前途多難だね
長期戦覚悟だよね
そっか、そっか・・・納得!
「ヒメ!一人で納得しないで!オレは違う!そういうんじゃない!」
「照れなくていいよ?私、そういう偏見はないから」
恥かしいのかその場にしゃがみ込む森村くん
心配になって顔を覗き込もうとしたら和馬に止められた
「追い打ちかけちゃだめ」と言うけど、追い打ち?なにが?
よくわからないけど
とりあえず森村くんが大人しくなったからいいか




